空想科学祭FINAL感想掲示板

空想科学祭FINALにようこそ!
今回は、作者側から事前に「感想耐性レベル」を伺っています。
詳しくは、企画サイトの作品リストをご覧ください。
なお、スレッドは実行委員会で立てますので、ご了解ください。


★読者さんにお願い★
・耐性レベルより辛口の感想をつけないように配慮する。
・誹謗中傷にあたるような書き込みをしない。
・他人の書き込みに、いちゃもんをつけない。

★作者さんにお願い★
・作者からのレスは、企画終了後に纏めておこなうこと。
・自分の示した耐性レベルより
  辛口ではないかと思われる感想が書き込まれても逆上しない。


[1044] 返信その2 Name:灯月公夜 2012/10/02(火) 23:10
◆鄭文ういなさん
今作の「種明かし」は最大の失態だったと痛感しております。好感度が良かっただけに、落胆への差が大変大きかったと思います。大変申し訳ありませんでした。

物語の始まり方や、少年と少女の価値観の描写をお褒め頂き、ありがとうございました。

> 要するに作者さんは、自分の作った仕掛けに、自分から嵌ってしまったんでないかな、と。
まさにその通りだと思います。このお言葉を聞き、猛省いたしました。
ただ「目的もなくこの仕掛けを施した」わけではないことだけは、少々記しておこうと思います。
僕の目的は、「第3者から見た世界」と「人間世界というものを、人間が生み出したロボットが見ている=iもっと言えば観察している=j」というのを表現したかったのです。
人の心の醜悪さ、というのを、本来感情を持たないはずのロボットが、作中のような現実を観察し、どのように捉えるか。
そう言った物を表してみたかったのです。
ただし、鄭文さんだけでなく、他のほぼすべての感想人がおっしゃられていらっしゃいましたが、これは一切表現できていなかったように思います。
精進します。

>実際はラストのように、大学もあるし、優しい人間もいる。良い世界観です。
本当に、そうなのでしょうか。残念ながら、僕はこの世界観は大変歪んでいるという意識のもの、執筆いたしました。
それは何故なのかと申しますと、ラストで語られるすべては「強者の主張」によるものからしかない、と、そう意識して書いたからです。
「歴史は勝者がつくるもの」という話を聞いたことがありますが、この物語の世界はすべて「強者」が創り上げた「常識」の中にあります。
僕は、ラストに意識して、「フィラアたちの主張」を書かないようにしました。「復讐抗争」というものが起こったと作中で説明しておりますが、それによってフィラアたちが得られたというものは、「強者」である「普通の人間」が一方的に押し付けた「自由」と「人権」です。それは、フィラアたちが本当に欲しかったものなのでしょうか。
本当は、同じ「人間」として対等の立場に立ちたかったのではないでしょうか。決して「物」であり「者」であるモノとしてではなく。常に略奪の対象である事から、押さえつけられるために与えられた「自由」と「人権」から、脱却したかったのではないでしょうか。
そして、僕らが生きるこの「現実」は、果たしてどうなのだろうか。
これを伝えたかったのです。
ですから、僕の力不足でこれを伝えきれなかったと痛感しております。
決して、鄭文さんの感想を否定しているわけではございません。きっと、拙作を読まれた方の中にも、同じように受け取られた方はたくさんいらっしゃるでしょうし、またそう読者の方々に受け取らせてしまったのは、すべて作者である僕の責任です。

この度は鋭い感想、本当にありがとうございました。


◆化野 夕さん
お読みいただき、感想を書いて頂けただけで、本当に感謝しております。
ありがとうございました。
すみません、本当は長編で出すつもりだったのですが、リアル事情により物理的にも精神的にも時間的にも、どうあがいても長編だと無理だとわかったので、主催者様に無理言って短編にさせて頂きました。
冒険譚である長編は、公募の方へ回そうかと思います。リアルが忙しすぎてまったく進んでいませんが。そちらは落ちたら、またどこかで陽の目を見ることになると思います。
理不尽さを感じ取って頂けただけで、作者としては大変うれしく思う次第です。

お読みいただき、また感想を書いて下さり、本当にありがとうございました。


◆武倉悠樹さん
お読みいただき、また感想を書いて下さり、誠にありがとうございます。
作者が仕掛けたトリックですが、これはもう本当に大失敗でした。あまりの失敗具合に、マイナスへ転落するレベルで。

> 鄭文さんの感想を読んで、ぼんやりとわかってきたのですが、要は「ピー」と呼ばれていた、潜入調査ロボットの見てきた物語だった、と言う事で良いでしょうか。
その通りでございます。鄭文さんのおっしゃられた通り、「作者が策にハマった」というのは、まったくもってその通りでございます。

なお、何故「叙述トリックを使用したか」ですが、それは鄭文さんへの返信にて書かせて頂きました。
なので、そのままコピペして返信としてしまうご無礼をどうかお許しください。
僕は叙述トリックを『ただ「目的もなくこの仕掛けを施した」わけではないことだけは、少々記しておこうと思います。
僕の目的は、「第3者から見た世界」と「人間世界というものを、人間が生み出したロボットが見ている=iもっと言えば観察している=j」というのを表現したかったのです。
人の心の醜悪さ、というのを、本来感情を持たないはずのロボットが、作中のような現実を観察し、どのように捉えるか。
そう言った物を表してみたかったのです。』
※『』内がコピペになります。
ただ、今では『安易な道具に頼った』という意識の方が強く、猛省しております。
また、締切ギリギリで焦っていたとはいえ、誤字脱字が多く、大変申し訳ありませんでした。

世界観やアイディアを面白いと感じてくださり、ありがとうございます。
名もなきフィラアたちとのギャップが上手く功を奏しているようで、お褒めお言葉を頂き、すごく嬉しかったです。

忌憚なきご意見、誠に感謝です。これを次に生かせるよう、精進してまいります。
この度は、拙作をお読みくださり、感想まで残してくださり、本当にありがとうございました。


◆ぷよ夫さん
拙作を「おしい」と感じてくださりありがとうございます。

>人間が持つ欲望やむごたらしさ、逆に生きようとする強さを描いた作品として、かなり高い評価をもっていました。
>強者側、弱者側の欲望や苦悩が、人間の裏側を見るように描かれていたように感じます。
>強者側の欲望を実現するテクノロジーについての発想も、なかなかです。
このようなお言葉を頂き、本当に嬉しく思います。
>種明かしのシーンが、「先生の姿を借りた作者の語り」に終始してしまっている。
もうまさにその通りだと思います。もう少し時間と精神的余裕を持って、その上さらにじっくりと構想を練るべきでした。
叙述トリックを生かすもう一工夫につきましても、「叙述トリックを使用するがこそ」というのを、もう少し意識すべきでした。

>あえて後書きを書くまでもなく楽しめるほうが良い、ってのは作者さん本人が一番分かってるかな・・・・・
それはもう、ほんとうに……。

忌憚なき意見、本当にありがとうございました。
今後の活動の糧にさせて頂き、さらに飛躍していきたい所存です。
この度は感想を書いて下さり、誠にありがとうございました。


◆HAL.Aさん
お読みいただき、また感想まで書いて下さりありがとうございました。

>叙述トリックというのかわかりませんが、三人称とみせかけた一人称だった、ということなのですね。
はい、まさにその通りでございます。

警察に拘束されたあの少年と少女は、似たような境遇に遭った他の大勢のフィラアたちと共に「特別フィラア保護施設」と呼ばれる場所へ送られることになっております。
そこには、どんな「未来」があるのか。僕も彼らの未来を心から案じております。
ただ、彼らが『フィラア』じゃなくなるかと言えば、決してそんなことはないことだけは明記しておこうと思います。『特定』から『不特定』になった、とも。

> ひとつは少年少女の「幼いけれど老いた」という状態の描写について。
これに関しては、書いている途中で何度も悩みました。けれど、最終的には、「できるだけ淡々と書こう」と思い、また「敢えて書かない方が、想像してむごいのでは?」と思ったため、深くは描写しませんでした。
けれど、HAL.Aさんのご指摘を受け、振り返ってみると、確かに描写した方がよかったかなぁ、と思わなくもないです。
少なくとも、フィラアの二人の身体年齢は、もう50歳を超えていたりしたので、最低でも「50歳はすぎている」ぐらいの描写はあってもよかったなぁ、と。

>「殺戮された部屋」という描写だけが、妙に感情的すぎるのでは? という気がしました。
この「殺戮された部屋」という描写ですが、実はこの「ハカリ」を描いている最中で、最も印象に残っている描写だったりします。
それは何故かと申しますと、「作者の内側から自然と出てきた描写」だからです。
僕は基本的に、物語を一人称の視点から考えてしまう癖があり、また一人称の場合はその視点に入り込んで書こうと意識しております。
この「ハカリ」で言うところの、「ピー」視点で、僕は執筆しておりました。
拙作において、意識して淡々とした描写を心掛けていたのですが、実はこの「殺戮された部屋」という描写だけは、その意識の外から生まれた描写なのです。僕もこれを書いた瞬間、驚きのあまり一時停止してしまったのを、良く覚えてます。
これは僕の作家としてのスタイルみたいな物なのですが、僕はあまり「プロットをガチガチに組んで」執筆するということが、苦手を通して苦痛だと感じてしまうたちなのです。ですから、僕はおおよその設定と展開を決めたら、あとはほとんどライブに任せるスタイルを、最近取るようになってきました。
だから、僕は敢えてこの「殺戮された部屋」という描写を残しました。
この返信を書きながら、後付ですが、何故このような描写をしたのか、それに一つ思い当たるものが出てきました。
それは、「この瞬間、感情や意識を持たないはずの『ピー』というロボットが、『感情』や『意識』をにじませたのではないか」というものです。
まあ、「後付だろ」と言われてしまえば、まさにその通りなのですけど。

少しでも拙作を通して考えて頂けるものがあったとのこと、大変うれしく思います。
僕は拙作を通して、読者の皆様に色々と感じてもらったり、考えてもらったりしてもらうことを、目標の一つとしていますので。

この度は率直な感想を書いて下さり、誠にありがとうございました。


◆饅頭よ永遠にさん
>策士、策に溺れる…。
本当に、本当に僕もそう思います。読んで下さった皆様全員に土下座して回りたい心境でございます。ごめんなさい。

>本編の最後、ピーはデータが消去され、意識は無くなるはずですが「わたし」が突如登場する。
何故このような描写をしたのかと言いますと、最後に教授により、『ピー』が所有している『情報』を消去されてますよね。
この時、『ピー』としてのあらゆるすべての『情報』が消去され、本来何の感情も意識も持たない「わたし」――つまり、『普通のロボット』に戻った、とそう表現したかったのです。
作中の「殺された部屋」などの比喩や装飾は、「感情や意識を持ち始めている『ピー』の感想」という意味のつもりでした。
また、ピー自身が自らを『ピー』と呼称していたのも、それは少年と少女を通して得た『ピー』という一つの人格から故、というつもりでした。

>一話目の最後に、ピーは男と女の居る部屋の中と、廊下に放り出された少年少女のどちら側に居たのかな?
この時ピーは、完全にステルス状態にありました。それと同時に、姿かたちは『セキセイインコ』でもありました。つまり、男と女、それから引きずられていたフィラアたちと一緒に、宙を飛びながら部屋の外へ出たのです。

>作中では、「時間」「フィラア」というキーワードから引っ張り出されてそれらから生ずる問題にまで。いやぁ〜、話の始めからにあまりにも非道い殺伐としたものを読んだ後でしたので、問題視されてる人権問題が解り易くて説得力がありました。この辺りは間違いなく高評価でした。
お褒め頂き、ありがとうございます。この設定は、何かの曲を聴いている時に、不意に振ってきた設定で、それを使い高評価を頂けて、すごく嬉しいです。

誤字脱字については、完全に推敲不足です。申し訳ありませんでした。
現在、リアルがあまりに忙しいのですぐに直すことはできませんが、時間に余裕ができたら改めて推敲して直します。

丁寧な感想を頂き、大変うれしかったです。
本当にありがとうございました。


ひとまず、頂いた感想への返信は、本日は勝手で大変恐縮なのですが、終えさせて頂きたく思います。
残りの6名の方へのお返事は、また後日、必ずいたします。

それでは。



スレッド記事表示 No.368 ハカリ /灯月公夜 【レベル5】  空想科学祭実行委員会 2012/08/29(水) 17:54 [ 返信 ]
   ┣No.417 【たくさんネタバレ含む】【辛口】感想 鄭文ういな 2012/09/01(土) 21:36
   ┣No.485 RE:ハカリ /灯月公夜 【レベル5】 化野 夕 2012/09/03(月) 23:06
   ┣No.505 重要なネタバレ含む。 武倉悠樹 2012/09/04(火) 23:21
   ┣No.538 辛めのネタバレ 【レベル5】 ぷよ夫 2012/09/05(水) 22:22
   ┣No.568 【ネタバレあり】感想です HAL.A 2012/09/07(金) 19:38
   ┣No.581 策士、策に溺れるか【ネタばれ有り】【レベル5】 饅頭よ永遠に 2012/09/08(土) 02:10
   ┣No.634 つっこみどころ満載 元隔離部屋ハンドシェイカーより 2012/09/10(月) 06:41
   ┣No.678 RE:ハカリ /灯月公夜 【レベル5】 右野 前条 2012/09/13(木) 00:04
   ┣No.730 レポート提出します 鳥野 新 2012/09/17(月) 12:17
   ┣No.739 「ハカリ」の感想 鬼島津 義弘 2012/09/17(月) 17:08
   ┣No.841 RE:ハカリ /灯月公夜 【レベル5】 尚文産商堂 2012/09/23(日) 00:41
   ┣No.959 【ネタバレ注意】粗さが目立った 鹿目 咲 2012/09/29(土) 20:18
   ┣No.1043 【感想人の皆様】返信その1【ありがとうございました!】 灯月公夜 2012/10/02(火) 21:26
   ┣No.1044 返信その2 灯月公夜 2012/10/02(火) 23:10
   ┗No.1081 RE:ハカリ /灯月公夜 【レベル5】 深緋 2012/10/08(月) 14:29

  




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