空想科学祭FINAL感想掲示板

空想科学祭FINALにようこそ!
今回は、作者側から事前に「感想耐性レベル」を伺っています。
詳しくは、企画サイトの作品リストをご覧ください。
なお、スレッドは実行委員会で立てますので、ご了解ください。


★読者さんにお願い★
・耐性レベルより辛口の感想をつけないように配慮する。
・誹謗中傷にあたるような書き込みをしない。
・他人の書き込みに、いちゃもんをつけない。

★作者さんにお願い★
・作者からのレスは、企画終了後に纏めておこなうこと。
・自分の示した耐性レベルより
  辛口ではないかと思われる感想が書き込まれても逆上しない。


[296] E.E.(アインシュタイン・エレベータ) /檀 敬 【レベル3】 Name:空想科学祭実行委員会 HOME 2012/08/26(日) 08:18 [ 返信 ]
現実と空想、ミクロとマクロ、そして量子と物理。各々の地平線を昇降する『アインシュタイン・エレベータ』これに乗降する女と男、もとい、人妻と猫。彼らはそこで何を成し、そして何処へ辿り着くというのか。

http://ncode.syosetu.com/n4878bi/



[407] 一人称と話者のスタンス 【レベル3】 Name:ゲゲゲの戯 2012/09/01(土) 09:28
硬派で正統派の古き良きSFである。
誤解しないで頂きたい。「古い」というのは決してけなしているのではない。黎明期から黄金期のSFが持っていた理屈っぽさや、科学を軸にした世界観づくりがこの作品には流れている。連綿と引き継がれたSFの系譜を感じるものである。
アインシュタイン・エレベータという、時空を越えて旅を続けるエレベータ。そして、そのエレベータに色んな時代の人々が出会うことによって、その人が(SF的理由により)少しずつ変わっていく。まさにSFである。最期の光景なんかはこの手のSFにおいてはお約束といってもいいかもしれないくらいしっくりはまっている(褒めています、念のため)。

さて、筆者がここから指摘するのは、SFとはあまり関係のない部分での話である。
この作品においては、三人称と一人称を使い分けている。いや、この作品においてこの選択は実に正しい。
しかし、一人称パートの描写に少々リアリティがないように見受けられる。たとえば、「(自分の)鼓膜が破れた」や「(自分の)頭蓋骨が割れたようだ」という表現。自分の痛みを語っている割に、話者のスタンスが遠い気がするのである。

たかが人称、ではない。話者の語り口によって作品は大きく色を変えるものである。少なくとも読者としての筆者は、一人称の語り口に違和を覚えた。それだけ指摘しておくことにする。


[409] RE:E.E.(アインシュタイン・エレベータ) /檀 敬 【レベル3】 Name:HAL.A 2012/09/01(土) 13:30
 拝読しました。
 レディをエスコートする猫、可愛いー! 宇宙ものから始まって、時空のはざま、シュレーディンガーの猫(!)、量子力学に、一粒で何度も美味しいみたいな贅沢さを感じました。第四の扉の登場人物などは、おいおいこれ書いちゃっていいのー? と思わずにやにや。なんともキワドい笑いでした。(タブー的な意味で)

 個人的には第五の扉がいちばん好きでした。けっこう悲惨な話なのに、懲りずに同じことを繰り返す「僕」が、気の毒やら可笑しいやら、けなげで可愛いやら……。自分の命がかかっているのに、薔薇の一本を諦めれば助かるといわれているのに、なお「でも、どうしよう。真優子は二十一歳になるんだ。二十一本でなければ意味が無いよ」なんて、ああもう可愛いなあ!

 第二の扉の猫二匹も好きでした。思考実験とはいえなんてひどいことを考えるんだ、なぜ猫なんだと、SF小説に件の猫の話が登場するたびについもやもやせずにいられないので、彼らのたくましさが、可笑しくも何だか妙に心強かったです。

 ちょっと気になったことを、ふたつ。なんだか重箱の隅をつつくような指摘で恐縮なのですが……(汗)
 ひとつめは、舞台の描写です。序章で一人と一匹の入った「箱」は、「二重扉の向こうにある小さな空間」として描かれているので、ここでわたしは、ごく普通のエレベータのような外観を想像しながら読んでいたんです。そして一話以降に彼らのいる場所は、「ホテルのスィートルームのような」「アンティークでデコラティブなチークで装飾された内装」の部屋になっています。それで、てっきり最初のシーンとはまた別の空間かと思ったのですが、そのゴージャスな部屋を彼らは『アインシュタイン・エレベータ』、『時空の狭間に浮かぶ箱』と表現している。そこであれっとなってしまいました。じゃあやっぱり、冒頭のシーンと同じ場所なの? と。
 終章を読めば、狭いエレベータ内(風)空間からこのアンティーク調の部屋に繋がっているということなのかなあ、と思うのですが……(違っていたらすみません!)、わたしのような粗忽な読み手としては、そのあたりもうちょっとわかりやすく書いていただければうれしかった気がします。

 もうひとつは、既出のご意見と重複しますが、第三の扉の一人称。1945年を生きる少女の目線で語られる地の文に「アンティークでデコラティブ」「チタンブレード」という単語が出てきたことに、違和感がありました。……と書いてはみましたが、意図的にそのようにされていたら申し訳ない、そのときは頭の固い奴だなと笑い飛ばしてやっていただければ幸いです。

 楽しませていただきました。なんだか己の腕のなさは棚に上げて、やたらに重箱の隅をつついてしまいましたが、どうかご容赦くださいますよう。執筆お疲れさまでした!


[421] ユニークなホスト二人に酒がすすむ秋の夜…… Name:鳥野 新 2012/09/01(土) 22:44
 時空のはざま(というかむしろ宗教的なあの世とこの世の境に思えた)を進むエレベーターの中に召喚?というか訪れてしまう方々(魂?)の物語。タイトルとバナーから超ハードかと思って身構えていたが、肩の凝らないお洒落な話で楽しめた。
 一話、一話がコンパクト。で、ゲストに対する、ホストのその妙に突き放したような対応と筋立てがユニーク。(5話だけがちょっと違うが。でも私も5話が一番好きだったりする)秋の夜長に洋酒でもなめながら読み返したい話だった。
 注文を付けるとすれば言えば、もっと読みたい。だって、酒がおいしく飲めるから。
 エレベーター帰ってこ〜〜〜い。


ネタバレ注意





 う〜〜〜ん、第1話のオチがわからなかった。不覚!
 ところで、なぜ、アインシュタイン・エレベーターなのだろう?
 神はサイコロを振っているように見えるが……。(特に5話)
 それどころか、神はパシり扱いだったりする。(−Cでと言う部分が不明だけれどE=mc2だから±Cということで−Cにしたのかな)
 がんばれ!イースー


[431] 感想/オススメ Name:鄭文ういな 2012/09/02(日) 02:12
 複数の物語で練り上げられた作品であるのに、決して読み疲れを感じさせない、さらっと重厚な話を流してしまうような作り込みの良さがありました。
 その奥に広がる知識もきっと確かなもので、敬服するばかりです。
 読んでいる瞬間瞬間がまた心地よかったです。読んでいて飽きさせない、どころか、ずっと読み続けていたい、と思ってしまうほど。
(本編未読でこの感想を目にしている方へ:オススメ作品です)
 執筆おつかれさまでした。


[439] 裏づけのある作風【しみじみネタバレ】 Name:ぷよ夫 2012/09/02(日) 15:44
本作品は、EEという小部屋に来る人々(と、ぬこ)たちで織り成す、人間ドラマです。
この、人間ドラマ“喜怒哀楽”を語る下地として、長いことSFファンをしてる自分にはたまらない仕掛けがそこかしこに仕込んでありました。
ある扉ではサイエンスに対して、ある扉では古の人物に対して……いわゆる一般的な解釈に対して斜に構えるという、SFショートショートの王道というべきスタイルで望んでいるのがまた、たまりません。
そして、土台には「サイエンス」を語りうるだけの知識と、「フィクション」を語る人間力を感じました。
ありえない世界観の中、人間たちが生きている〜〜それこそがSFの醍醐味としみじみ思った次第。

正直、もっと沢山の扉を見たいです。
が、ここで終わることがまた、この作品のバランスなのでしょう。


[503] 感想をひと言(ネタバレあり) Name:早川みつき 2012/09/04(火) 22:42
拝読しましたので感想を。

猫と人妻が出てくるオムニバスと以前よりうかがっており、いったいどんな話?といろいろ想像していたのですが。予想とまったく違っていて、をを、と。恋愛ものをよくお書きになる作者さまだけに、やはり第五の扉が光っていたなあと思います。SF的仕掛けも種々あり、作者さまのSFへの愛が感じられました。
そして。やっぱりSFには犬より猫ですよね……!
未亡人の過去や水色の猫との関係など、裏設定への興味をそそられつつも、訊くのは野暮というものなんでしょう。

以下ネタバレ。






他レビュアーさんの指摘にもありましたが、第三の扉は主人公が第二次世界大戦中の女子高生(?)の一人称ですので、キリスト教的世界観に属する天使の登場は多少違和感を伴いましたことをお伝えしておきます。

それにしても、味噌汁を沸騰直前で止める描写を男性作者さまのSF作品で拝読できるとは、嬉しい驚きでした。きっといつも料理なさっているのでしょうね。

執筆お疲れ様でした。楽しい読書の時間をありがとうございました。


[504] 感想 Name:赤城康彦 2012/09/04(火) 22:46
感想を書くのが下手ですが、(子供のころから読書感想文はダメでした。空想は大好きなのに(^^;)、感想を書かせてもらいます。
無理に奇をてらわず、気楽に読める作品でした。
マーサさんとドドさんのやりとりも、読んでいて面白かったです。
E.Eが時空を超えて様々な人々の生死や人間模様を描き出すさまが、なんだか、かっこよく感じられます。


[526] 拝読致しましたので感想を… 【レベル3】 Name:招夏 2012/09/05(水) 15:34
ドド! か・わ・い・い〜 なにその色! ソーダアイス色の縞猫? もうね、背後からもふっと抱き上げて背中にパフパフしながら、「ダメだよ〜 そんなアブナイモノ(チタンブレードの剣) 人に向けちゃ〜」って叱りたい〜(。≧▽≦。)ノ゛ ところで、ドドはなんでそんなもの持ってるの? そんなもので守らなきゃならないほど危険な人もやってくるってことなのかな?

オムニバス形式のお話一つ一つを楽しませていただきました。私はそれぞれの科学的記述に大した違和感も感じない程の科学知識しか持ち合わせておりませんが、他の方が書かれているご指摘を一つ一つ潰していけば、もっとリアリティのある、違和感のない、もっと素敵なお話になりそう〜と、ワクワクしました。

あ、でも、第三の扉のキリスト教的世界観のことについてなのですが、天使については私はあまり違和感が無かったです。これが長崎のことなら、土地柄から、尚更違和感が無いです。まぁチタンブレードなんてモノは、確かに彼女は知らなかっただろうなぁとは思うけど…^^;

素敵なお話でした。ありがとうございました

PS. 「もう一匹の猫」の山吹色の猫からお茶の香りがするのは気のせいですか? そうですか…。(内輪ネタですね、すみませぬ^^;)


[690] RE:E.E.(アインシュタイン・エレベータ) /檀 敬 【レベル3】 Name:右野 前条 2012/09/14(金) 00:13
御大の名を冠するとは、とタイトル時点で身構えたが、なるほど。タイトルに恥じない良作だと思う。
各話のサブタイトルも、秀逸な命名だと思う。

第一の扉は、私もオチが判らなかった。等価原理についての、不勉強ゆえなのかもしれないが。
第二の扉……これはいい。猫、箱の装置、ルドルフにヨーゼフ。
ここまでくれば、SF読者なら判るだろうと言わんばかりの念の入れよう。
二匹に増えたのは、やはり、重ね合わせということだろうし。
にしては猫のキャラクタが……まあ、そこは触れないほうが幸せか。
招夏さんの指摘どおりの身内ネタであるなら、正直、私も触れたくはない。

第三の扉と第四の扉。
ここはちょっと違和感があって……記憶しているかぎり、アインシュタインは宗教については否定的であったと。
だので、テーマとして少し、疑問符がついたところ。
天使、天国と連呼していて、成仏という単語が出るのもやや違和感。

第四の扉で、少し解釈に悩む部分があり。
量子論を受け入れられないのは、まあ、判る。サイコロを振ってしまうから。(これは第四扉・第六扉でもそうだ)
しかし、だとすると、受け入れられないのは彼の立場としては正しいようにも思うのだが……何故に焦っていたのだろう。
ちょっとここは、種明かしがほしいところ。

そして、第五の扉。これはストーリー的には、文句の付けようがない。
冒頭から繰り返される、二十一という数字。
提示されるヒントに、婦人への薔薇。そして、質量という絶対的な科学に対しての、執着という精神的な要素。
なんとも素晴らしい。
マーサが貴婦人らしく扱われた"扉"がエピローグの前というのも、意図的だろうか。

唯一気になる点としては、多世界解釈(エヴェレット解釈)では、収束という要素はなかったのじゃ……という点。
私も量子力学に詳しいわけではないが、これはどちらかというと、コペンハーゲン解釈のような気がしなくもない。
このあたりは詳しい方に丸投げしておこう。
いずれにせよ、本作の魅力が損なわれるわけでは、決してない。


[697] 【ネタバレ注意】科学にもSFにも明るくないんですけど… Name:鹿目 咲 2012/09/15(土) 14:00
 第二の扉くらいしか元ネタが分からなかったので、内容については言及のしようがありませんが、面白かったです。
 どれもこれも、こだわり抜いて独自の掌編に仕立て上げ、全体をうまく貴婦人と猫でまとめ上げているような感じですね。短編集の形にしていく上では、こうした関連づけが上手くいくかどうかが鍵になると思うのですが、この作品では成功していると思います。
 難しいネタを面白くするのは、それだけで相当な労力だと思います。知識があればこそだなと感心しました。
 その一方で、やはり書き方が気になったのは、エレベーター内の描写でしょうか。皆さん同じようなことを書かれているので、ちょっとだけ書き方を変えて指摘しておこうと思います。
 私が最初に違和感を感じたのは、やはり第三の扉からだったのですが、描写のコピペが勿体なかったです。同じ場所を同じ三人称で綴った第一と第二の扉、ここでも描写を変えて良かったのではないでしょうか。第三以降の一人称でも、それぞれで書き方を変えたら面白かったんですけどね。一人称は特に、語り部の知識の範囲を超えた描写は出来ないはずなので、それぞれ人物の経験や生い立ちに沿った表現だったら良かったのにと、思わずにはいられませんでした。
 それでも、こうやって、カチッとSFらしく決めてくれる作品があるのは、とても嬉しいし、素敵なことですね。


[708] 大したもんだ! Name:元隔離部屋ハンドシェイカーより 2012/09/16(日) 06:39
 ここまで掌編と短編全部読んだけど、この作品が一番好きかも(ソロモンと甲乙つけがたいけど、おいらの作品めたくそ書いてあったので感情的にはEEがいい) どこがいいって他の方が書いているのみたらわかるから省略すっけど、一つ言えるのは掌編オムニバスを書くのにはかなりの腕がいる。全部それなりの落ちをつけてるのはお見事ですね! 掌編王のオイラが言うから間違いない(笑) 素敵な作品ありがとうございました。ダディに惚れたかも。

[728] RE:E.E.(アインシュタイン・エレベータ) /檀 敬 【レベル3】 Name:インチキ堂のおやじ 2012/09/17(月) 06:09
タイトルからがっつり惹きつけられました。
アインシュタインの名前を掲げられては、本格的なSFを期待してしまいます。その実読んでみるとしっかりとSFでありながら読みやすい。
貴婦人にソーダ色の縞猫。後者は可愛いと思いながら縁日のカラーひよこを連想してしまいました。
いわくあり気なふたりの背景も気になるところですが、本作ではそこまで突っ込んで描かれてはいませんね。想像をかきたてるところもまた魅力的で、本作だけで終わってほしくない気持ちです。
ここはひとつ、シリーズで読みたいなぁと思いました。
各回、元ネタがわかるほどの知識がないにも関わらず楽しませていただきました。
ライナーノーツがあればもっと楽しめるのかな。期待しております。
一人称の第三の扉や第五の扉において、部屋の描写がどの回でも同じように描かれていたのが気になりました。
毛足の長い真っ赤な絨毯だったり、アンティークでデコラティブなチークで装飾された内装オレンジ色の夕日が部屋の中を赤く染めているなど、同じ部屋でも本人たちの見え方は違うはずです。
もちろんそんな箇所で物語の面白さが損なわれるようなことはありません。
何度でも読みたくなる物語。とても楽しませていただきました。


[743] ダディっぽい! Name:虹鮫連牙 2012/09/17(月) 19:53
 読み終えて、自分が抱くこの作者さんのカラーが出ているなと思った作品でした。

 以下感想です。

 と言っても、正直無知な自分にはオチネタが分かる話は無かった。
 かろうじて、エレベータに乗ってきた人々の身の上がどうなっているのかを読み取れたりしたぐらいですアーメン。
 オチネタに関しては辞書引きます。wikipedia読みます。他の感想人さんも参考にしてみます。

 じゃあどうしてこの作品が面白く感じたのかと言うと。
 それは一言、「壇敬の作品だから」ということです。
 二年前の空想科学祭で読んだ『火星に木を植える男』。あれを読んだときの読後感にすごく近いものを感じて、「ああ、そうだ。この人の作品はこうなんだよ」って再認識させられました。
 難しい単語も隠された意味もきっちりと分からなくたって、最後まですんなり読めてしまう作品。
 独特とも言えるような雰囲気が醸し出されていると思うんです。
 いや、適当なことぬかしてるわけではなく、本当に。
 なんつーか、言葉にしにくいんだけど、この作者の“カラー”ってものが色濃く見えるというかなんというか。
 ごめんなさい。ちゃんとオチネタを知ってもらったほうが嬉しいよね。勉強します。
 でもやっぱりこの作品は好きなんです。そういう作品だし作風なんです。
 それでもいい?


[773] SFの幕の内弁当や〜 【ネタバレ】 Name:栖坂月 2012/09/19(水) 08:57
多分に趣味的な作品です。こういうのが好きなんだよなぁという明確な自己主張こそ、この作品のテーマなのではないかと思いました。
とはいえ、単に好きなオカズだけを端から並べたのではレパートリーやバランスに欠けます。その点も考慮して文体や雰囲気を変えているのは、間違いなく技術による賜物でしょう。ここは素直に見事です。あるいは、実際にバランスの良い弁当を作るような心持ちで構成をされたのかもしれません。そのくらい、全体の調和がとれているという印象があります。
一つ一つにコレというSF的、あるいは科学的知識があり、それを短いながらも物語として成立させているところに上手さがあります。まぁ天使ちゃんの回などは少々強引な種明かしでゴリ押ししているようにも見えますが。第五の扉は短くも面白く纏め上げ、それがそのまま余韻にも繋がっている辺りはさすがと言うべきでしょう。
ただこの作品、SF的な知識を楽しむことにやや傾倒している感はあります。そういった雰囲気を楽しむ為の作品だと言うならもちろん構わないのですが、一人と一匹の意図するところがもう少し別なところにあるような気がしたので、最終的には終わりという感覚が得られませんでした。むろん、だからこそ「オカワリが欲しい」と思わせることに成功しているとも言えるので、単純な欠点でもないとは思いますが。
それにしても去年一昨年と読ませていただき、実に安定感のある方だと思っていましたが、反面尖ったものの少ない方という印象がありましたから、今回の作品は「らしい」ながらも一歩踏み出した作品かなと思わされましたね。主催側の「短編連作なら一つの作品としていいよ」という発案がなければ、もしかしたらこの作品は生まれなかったんじゃないでしょうか。これからも新しい試みにドンドン挑戦していただきたいと思います。
お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。


[807] やあ、こりは面白い【ネタばれ有り】【レベル3】 Name:饅頭よ永遠に 2012/09/21(金) 19:42
こんにちは、拝読しましたので感想です。

わー面白かった! 最上級の褒め言葉です。タイトル通りに、物理学界じゃ超有名な大人気アインシュタインを絡めて、話をつくる。オムニバス形式の短編で、各掌編ひとつひとつが知る者にはオイシく、最後までワクワクしながら楽しく読ませて頂きました。満足〜。

では、はじめから順に食いつきます、がるる。第一の扉。
等価原理。即ち、加速運動してる時に働く慣性の力と重力は区別できないとかいうアレ。んー、よくある例えで、エレベータのワイヤーが切れて自由落下という加速運動をすると、中に居る人は宙に浮いた状態になる、つまり重力が慣性力によって打ち消された状態のことですが、
宇宙に放り出され「自由の身」になった彼の心は宙ぶらりん…このまんまじゃいけないよねぇ? ってな解釈程度で宜しいんでしょうか(あんまり自信ないなぁ)。ちょっと解り辛かった、なのでちょっとモヤモヤ。

第二の扉は、もう言わずもがな、シュガ猫ちゃん。愉快でそれはもう笑いました。楽しいぞこのやろう!(笑)
第三の扉。少女が死んで、原爆投下を理解して、原爆とは何かを理解する。ちょおっと一気に少女が一連を受け止めるには早急で、強引すぎたかな、という印象。結局、少女は何となく解った感じで天使に、でしたが、敢えて説明せずに天使なら天使で死んだことだけを理解して天国に行ってくれた方がよかった気がします。原爆投下当時は、落とした米国や科学者達ですら前例が無い(模擬実験が日本で投下され脅威は知ってはいたでしょうけれども)ので受け止めにもそれなりに経過はあったはず。それを一介の、しかも少女に理解させようってのに無理がある…かな。
第四の扉。まいぺーす。神やら光やらアインシュタインやら。結局あんた誰ダヨ、ってオチでしょうか。光の正体、神のみぞ知る(適当に言ってる)。
第五の扉。四の、量子力学から派生。薔薇の本数、つまりは執着については、アインシュタインの最期30年間あたりの生涯を表しているんでしょうか。理論を追い求めた為に生涯の最後の30年を無駄にしたという意見の多い彼ですが、そのことかな…と推読。

そして最後、この終わり。示唆しているのは平和でしょうか。アインシュタインは一次からの世界大戦で(有名なのは第二次の時の米国大統領に向けた手紙ですね)、平和については核兵器の廃絶や科学技術の平和利用を訴えたりしてますし。話の終わりまできっちりとアインシュタイン絡みでしめ括っているのかなと。そう勝手に思って読了しました。

等価原理で始まり、彼の生涯で閉じる。マーサさんが喪服を着ていたことからでも、彼への、物理界それ以外にもおける恩恵、敬意なのかなと。色々と考えます。

因みに余談ですが、四で出てきた「イースー」ですが、イースならフランスの地方の都市伝説をもとに神にも関係するのですが、全然関係ないかな? 気になったものでちょこっと。

最後に。この作家様につきましては、以前企画作品で書かれた「太陽系の外側」が私は好きです(覚えてますかな)。結末には賛否あって技術面ではツッコまれてはいたのですが、空想宇宙開拓史、として純粋にその知識量や情報量に当時は圧倒され、科学に対する熱い思いが伝わってきたのです。あれから数年経ちましたが、今回、その知識も含めて数年で積もり培ってきた力が存分に昇華されたみたいに思え、一読者としてとても嬉しく思います。書きたいもの書かないとねぇ笑。やっぱり知識持ちが個性でこの御方は凄い(褒めすぎか)。どうか良い所は良い所で貫いて下さい〜、今後も楽しみにしていまする。あややレベル3なのに言いまくってすみません(汗)。お許し下さい、ではでは(逃)!


それでは、玩具箱みたいな短編で、とても面白かったです。
おつかれ様でした☆


[858] RE:E.E.(アインシュタイン・エレベータ) /檀 敬 【レベル3】 Name:尚文産商堂 2012/09/23(日) 23:26
一つ一つの話が、単独でありながら、繋がっていて、面白い趣向の作品になっていました。
全体を通じて楽しめますし、最初と最後を除いた部分一つ一つでも楽しめるという作品に仕上がっていました。


[995] 【ネタバレ有り】感想です Name:桐谷瑞香 2012/09/30(日) 18:17
綺麗にまとめられ、奥深いところまでしっかり練られている連作短編小説でした。どのお話もテンポが良く、それぞれいい味があり、元ネタ等がわからない私でも楽しむことができました。

不思議な雰囲気を醸し出す一人と一匹の前に次々と現れる猫や人間などが、生死の狭間の状況下で出現するエレベータ。
コミカルであったり、物寂しかったり、爽やかなものだったり……と、出現した相手によって雰囲気を変えているのが上手かったです。また各話ごとの登場人物の立場がまったく違うにも関わらず、違和感なく綺麗にまとめられているのもすごかったです。人称や書き方も話によって変えられているのが上手かったです。

第二の扉でのマーサの豹変には思わず笑ってしまいました。
この中のお話ですと、第五の扉の爽やかさが特に好きでした。違う未来を進むために、時として思い切りのいい選択をするべきなのでしょうね。

とても楽しく読ませていただきました。ありがとうございました。


[1004] 読んだのじゃ Name:燃えるおじいちゃん 2012/09/30(日) 21:11
若いもんは筆に勢いがあってええのう。
おっと、もうそんなに若くはないようじゃ。
それにしてもこの独特の世界観がじつに面白い。頭の悪いわしには、ちと難しい部分もあるが、キャラが立っているというのはこういうことなんじゃと再認識させられたぞ。とくにドドさんが良い味出してる。あと喪服の貴婦人マーサは、マダムキラーを自負するダンさんの妄想と願望が入り交じったキャラのようじゃな。この連載は、「銀河鉄道999」みたいに毎回色々とアイデアを出しながら長くつづけるのも良いかもしれんのう。ただ一言だけ言わせてもらえるならば……。
ルドルフは男のなかの男だっ! にゃん。
というわけで、できれば黄色いのと一緒にしないでもらいたいものじゃ。
あとダディのことは今度からパピィと呼ばせていただこう。


[1066] また学ばせていただきました。 Name:霧崎 邪駒 2012/10/06(土) 23:23
一話ごとに時代系列が違ってて、一気にいろんな雰囲気を楽しませていただきました。テンポも良くてなんだか長くてあっという間でした。
なんだかちょっと時間旅行をした気分です。やっぱり敬さんの作品を読んだ後は、不思議な気分になりますね。影響されます。科学的な設定はなにこれ分からん状態だったのですが、そんな私でもとても楽しませていただきました!素敵な作品をありがとうございます!感想下手ですいません。


[1096] 感想をありがとうございました。 Name:檀 敬 2012/10/08(月) 21:03
 まずは、この「E.E.アインシュタイン・エレベータ」という拙作を熱心に読んでいただいた上に感想まで書き込んでいただいたことに御礼申し上げます。
 今回はバナー職人もさせていただき、多くの作家の皆様とコンタクトが出来たことも励みになりました。多くのバナーを作らせていただいたことは本当に良い経験でした。ありがとうございました。
 バナー職人のせいだけではありませんが、今回は諸事情で短編での参加としました。元々短編書きのダディですので書くこと自体にそれほどの問題はありませんでしたが「連作形式」を試みた分で苦労をしたという感じです。それよりもいろいろな「隠し設定」や「隠喩」を放り込んで、それをどう上手にカモフラージュさせようか」が楽しかったというべきなのかもしれませんが。
 そんな風に最後の祭りを思い切り楽しんで、その余韻で投票結果の開示を覗いてみると何とビックリ! 自分のバナーが其処彼処に並んでいるではありませんか。そんなつもりも何も無かっただけに恐れ多いとしか思えなかったダディです。しかし、これは皆様のご投票の結果なので、それはそれとして素直に受け取ろうと思います。そして、このことは「もっと精進しろよ」と叱咤激励をしているということであり、そのことはシッカリと肝に銘じようと思いました。
 今一度、皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。

 さて、これより感想の返信をさせていただきますが、本作の詳細については『ライナーノーツ』という「言い訳暴露文書」を公開する予定ですのでそちらで参照していただき、こちらは簡単ではありますが一言ずつの返信とさせていただきます。ご了承くださいませ。


・ゲゲゲの戯 様
 「古き良きSF」という文言少々凹みましたが、顧みれば確かにその通りでしたし、逆にそのことがジワジワと心に染み入るようになりました。人称の件については「ライナーノーツ」にて言い訳しておりますで、そちらをご参考に。
 ありがとうございました。

・HAL.A(朝陽 遥) 様
 ソーダアイス色のドドさん、そして「エヴェレットの薔薇」もお気に召したようで。嬉しい限りです。二つの「エレベータ」の件と人称の件については「ライナーノーツ」にて言い訳しておりますで、そちらを参照してくださいませ。
 ありがとうございました。

・鳥野 新 様
 最初に訂正を。第四の扉の最後は「1C」が正しい表記です。縦書きPDFを考慮して漢数字の「一(いち)」の文字を使ったために横書き(特にゴシック体)では「−(マイナス)」に誤読するというバグでした。現在は算用数字全角の「1」に訂正してあります。誤読をさせてしまい、すみませんでした。
 秋の夜長のお酒の伴に最適ですか、なるほど。でも、この話は五話で打ち止め。詳しい話は「ライナーノーツ」で。
 ありがとうございました。

・鄭文(丁史)ういな 様
 ういなさんに、手放し感いっぱいの感想をいただけるとは考えてもいなかっただけに驚いています。更にお奨めまでしていただけるなんて感謝・感激です。よろしければ裏話満載の「ライナーノーツ」も読んでやってくださいませ。
 ありがとうございました。

・ぷよ夫 様
 「SFショートショートの王道というべきスタイル」というのは考えていませんでしたが、そう言われればそうかも。仕掛けはかなりぶち込みましたけど、上手く機能していたですかね? 仕掛けの話は「ライナーノーツ」にて解説していますので、よろしければそちらもどうぞ。
 ありがとうございました。

・早川みつき 様
 みつきさんも納得の「人妻と猫」だったようで、ホッと一安心です。「沸騰直前の味噌汁」に喰い付いてくる方が居られるとは思わなかったですが、それはそれで嬉しいです。
 第三の扉に違和感があるとのことですが、実は『史実的なモチーフ』がこれにはあるのです。詳しくは「ライナーノーツ」で解説しておりますので、そちらでごゆっくりと。
 ありがとうございました。

・赤城康彦 様
 エレベータを存分に解釈したガジェットで、縦横無尽に思考を張り巡らせました。ガジェットや仕組みと同時に「人間模様」についても言及していただけたことに感謝です。そちらの方面が特に弱いので、余計に嬉しいです。
 ありがとうございました。

・招夏 様
 もう少し「科学的記述」を洗練させないといけませんね。今度は分かるように書きたいですねぇ。
 ソーダアイス色のドドさん、お気に召しました? でも、チタンブレードの剣はね、ちゃんと意味があるのよ。それも含めて、ガジェットの解説、第三の扉の宗教観、孝子の人称の件、そして山吹色の猫のことなどを「ライナーノーツ」で暴露していますので、そちらにもお越しくださいませ。
 ありがとうございました。

・右野 前条 様
 みぎゃーの感想に対しては一言では返せないなぁ。「詳しくは『ライナーノーツ』で」としか言いようが無いです。 ただこれだけは言っておこう。「全篇に亘って楽屋オチなのだ」とな。
 ありがとうございました。

・鹿目 咲 様
 たくさんお褒めいただきましたけれども、以下の点だけは重々に反省しております。「エレベーター内部は描写のコピペ」とはその通りです。ライナーノーツで言い訳していますのでここではしませんが。今回の収穫は「一人称は特に、語り部の知識の範囲を超えた描写は出来ない」で、既に肝に銘じましたでございます、はい。
 ありがとうございました。

・元隔離部屋ハンドシェイカー 様
 今回初めて「掌編オムニバス」というモノに挑戦したんですが、功を奏したようで嬉しいです。全篇にそれなりのオチを付けるっていうのは難しいですねぇ。「お見事!」の言葉は大変に嬉しかったです。
 ありがとうございました。

・インチキ堂のおやじ 様
 がっつりと想像させてしまうタイトルですか。でも書いた本人としてはそれ程の自覚が無かったり。そして、ドドさんは「縁日のカラーヒヨコ」ですか、なるほど。言われてみれば、そーゆー想像も出来なくはないですねぇ。
 ご期待の「ライナーノーツ」には、部屋の描写の件やシリーズにしない訳、その他の隠し設定などをご披露していますので、ご覧いただければ幸いです。
 ありがとうございました。

・虹鮫連牙 様
 連牙さんの「オチネタが分かる話は無かった」の言葉に、ダディはかるーくノックアウトされました。そうか、そうか、分かったよ。裏設定だけじゃなくてガジェットの説明もするよ、ライナーノーツの中でね。
 「難しい単語も隠された意味もきっちりと分からなくたって最後まですんなり読めてしまう」ってのがダディなのでしょうか? こればっかりは自分では認識出来ないことなので、連牙さんにお任せしておきます。ただ今回の作品は、ダディが考えるままに、思うままに書いたのは間違いないです。
 ありがとうございました。

・栖坂月 様
 仰るように「短編連作でもOK」という条件が提示されなければ、これを書くことは無かったでしょう。間違いないです。そして、まさしく「バランスの良い『幕の内弁当』を作るような心持ちで構成」しました。図星です。更に「一人と一匹の意図するところがもう少し別なところにある」もその通りです。全てお見通しの月さんに完敗です。やられっ放しのダディの奥の手、暴露文書の「ライナーノーツ」を笑読していただけたなら本望です。
 ありがとうございました。

・饅頭よ永遠に 様
 「太陽系の外側」からの三年間を見守っていただいた饅頭さんにはホントに頭が上がりません。ズバーッと斬り込むその腕前に、ダディはいつも平伏しております。今回もその斬り込みの鋭さに衰えはなく、特に「最後の扉」での深読みには作者本人もビックリの解釈で恐れ慄いています。正直に言うと「そこまで考えてないって」という感じです。でも、それはそれですごく嬉しかった。愛を感じました。
 『ライナーノーツ』という作者の言い訳を読んだら「なんて底の浅い奴なんだ」と幻滅されるとは思いますが、タネ明かしも含んでいますので、是非ご一読をお願いしたいです。
 ありがとうございました。

・尚文産商堂 様
 いつもチャットではお世話になり、チャットイベントには「カウント係」をやってもらって感謝しております。
 今回の作品は、仰るように全体を通しても読めるように、また個別の掌編としても読めるように、骨を折ったのは確かです。第五の扉だけの掌編参加にしようかと血迷ったことを、ここに吐露しておきましょう。
 ありがとうございました。

・桐谷瑞香 様
 感想全篇に亘ってのお褒めの言葉、痛み入ります。もう瑕疵ばかりの作品をここまで持ち上げていただけるとは感謝感激しております。特に好きだと仰る「第五の扉」ですけど、構成上は最後の章になっていますが、実は最初に書き上げたのがこの「エヴェレットの薔薇」だったことを白状しておきます。
 よろしければ「ライナーノーツ」にて暴露話をしておりますので、お読みいただけたら幸いです。
 ありがとうございました。

・燃えるおじいちゃん 様
 卓やんには、何だかんだと言いながらも指南・指導・鞭撻をしてくれて感謝してますヨ。
 マーサとドドさんは、原形を留めない程にカモフラージュをしているので、ルドルフとヨーゼフほどバレ易くはないでしょう。そうですか、ルドルフとヨーゼフは犬猿の仲だったのか。似たようなもんだと思うけどなぁー。
 そして残念ながら、この話は五話までです。これ以上でもこれ以下でもいけません。詳しいことは「ライナーノーツ」で告白します。
 ありがとうございました。

・霧崎 邪駒 様
 「なんだかちょっと時間旅行をした気分」というのは、ダディの想定には入ってなかったぞ! 確かに時系列はクシャクシャだけど、それを「時間旅行」とは考えてなかった。プロットに書き加えておこう。
 じゃくちゃんにも解るように「ライナーノーツ」で科学的な設定を解説しています。もし良かったら読んでみて。
 ありがとうございました。


 感想板の返信は以上ですが、今回はtwitterでの感想も結果判定に含まれているようですので、ツィートの返信もさせていただきます。なお、ここからはツィートだけで感想をいただいた方に対しての返信となります。(こちらは順不同になります。ご了承くださいませ)


・黒木露火 様
 人称の問題は深刻ですけど、二匹の猫とかは大目に見てくださいませ。それから「ベルベットルーム」は参考になりました。それにしても「ハードSFな世界とメロウでドラマティックな世界がうまいこと融合」は言い過ぎでしょう。余りにも嬉し過ぎます。
 ありがとうございました。

・小田中 慎 様
 解説用書籍のご紹介をありがとうございます。と言っても、ダディは四冊とも読んだことないですが。専ら、妖しげなウィキペディアにて必死で解読していました。コペンハーゲン解釈だと「収斂」という言葉で、エヴェレット解釈だと「分岐」という言葉が使われていて、この場合は「分岐」を使うべきだったかな、と。
 ありがとうございました。

・真崎優 様
 純SF小説と仰るように、それなりに知ってないと理解出来なかったみたいで、そこのところは大いに反省しております。もうちょっと書き様があった気もしますので、それは今後の課題ですね。
 ありがとうございました。

・薄桜 様
 グサッと刺さりましたよ、この「定型文の文字数を話に回して欲しいな〜」の言葉は。確かにそうかもしれません。そうすれば人称の問題とかは無かったかも……。
 謎の二人、いや一人と一匹は「ライナーノーツ」で解説しますので、よろしければそちらで。
 ありがとうございました。

・武倉悠樹 様
 構成については確かに練りましたけど、いやいや、日本語とかには綻びだらけですってば。「文字数以上のボリューム」っていうのは嬉しいです。
 ありがとうございました。

・俊衛門 様
 わーぃ。諸手を挙げて俊さんが賛辞してくれるなんて超嬉しい。やっぱり小一時間ほどは悩まないとダメですかね。でもダディは悩まずにニンマリしてしまいました。ごめんなさい。
 ありがとうございました。

・樹莉亜 様
 去年のニャントロ星人が羨ましくて、遂に猫ちゃんを書いてしまいました。あんまり猫らしくはないですけどね。
 ググりながら読みましたか。もう少し噛み砕いて書けるように精進します。
 ありがとうございました。

・鰐屋雛菊 様
 文章に難ありは、皆様のご指摘で身に染みました。まだまだ「力押し」でしか笑わせられません。もっと精進したいと思います。「ヒラヒラ喋り」とは「美穂」ちゃんの喋り方らしいですよ。(ネタバレ)
 ありがとうございました。

・茶林小一 様
 裏設定と言っても、単なる「楽屋オチ」です。期待なんかしないでくださいませ。期待してないと思うけどさ。
 そうか、これが「エンタメ」か。ダディはまだエンタメを理解していないので手解きをお願いしたいです。
 ありがとうございました。

・じょーもん 様
 えー、信じられなーい。じょも姐が読み間違えるなんて。この「ドド」にもちゃんと意味があるんですから。
 シュレーディンガーは「定番」でしょう。猫も書きたかったしね。
 ありがとうございました。

・海苔島まさぴ 様
 何人かの方からも「ハヤカワSF文庫っぽい」と言われました。そうかもしれないですけど、ダディ的には「サンリオSF文庫っぽい」と言ってくれた方が……って、どっちも一緒か。
 ありがとうございました。

・ページのP 様
 構成の妙にやられましたね。第三の扉はそういう意味で配置しましたので。これが連作短編の良いところですね。
 第五の扉は皆様にご好評をいただいて嬉しい限りです。五千五百文字には思えない内容だと自分でも思ってます。
 ありがとうございました。


 最後に、この拙作を読んでいただいたけれども感想を書くには至らなかった読者の皆様や空想科学祭FINALに参加された作家様を含めて今一度感謝の意を表し、またダディがバナーを作らせていただいた作者様に更なる感謝をお伝えし、そして空想科学祭を運営していただいた委員会様に、ダディをバナー職人として採用していただいたことも含めてのご苦労に対する感謝とお礼を述べてたいと思います。本当にありがとうございました。



  



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