空想科学祭FINAL感想掲示板

空想科学祭FINALにようこそ!
今回は、作者側から事前に「感想耐性レベル」を伺っています。
詳しくは、企画サイトの作品リストをご覧ください。
なお、スレッドは実行委員会で立てますので、ご了解ください。


★読者さんにお願い★
・耐性レベルより辛口の感想をつけないように配慮する。
・誹謗中傷にあたるような書き込みをしない。
・他人の書き込みに、いちゃもんをつけない。

★作者さんにお願い★
・作者からのレスは、企画終了後に纏めておこなうこと。
・自分の示した耐性レベルより
  辛口ではないかと思われる感想が書き込まれても逆上しない。


[18] 秋葉原発! ヘリカルコイラー∞フューナ /山鳥はむ 【レベル3】 Name:空想科学祭実行委員会 HOME 2012/07/29(日) 10:50 [ 返信 ]
 西暦二〇五〇年、世界規模でエネルギー不足が深刻化するなか、アキハバラに住む小学五年生の柏崎冬奈は、エネルギー消費規制によって不自由な暮らしを強いられる現状に憤りを感じ、国際エネルギー会議の窓口に抗議文を送りつける。国際会議の場で、冬奈の抗議文に共感した国際核エネルギー機関のバックレー長官は彼女を核融合親善大使に任命する。五〇億ドルの資金を費やし開発された核変換ステッキで冬奈はヘリカルコイラー∞フューナに変身、サポートアニマルの一五六号と共に、核融合推進を掲げ、核エネルギー制裁なる活動を開始する。

http://ncode.syosetu.com/n6521bh/



[47] 【ネタバレ注意】魔法(?)少女?破壊少女? Name:鹿目 咲 2012/08/01(水) 14:59
 面白くて一気読みしてしまいました。
 フューナとワンコロ、最高ですね!

 それにしても、恐ろしいのは、彼女の原動力。去年、この作品が世に出ていたら、「なんて不謹慎な!」と一瞥されていたかも……。もしかしたら、今年も、そう捉えてしまう人が、いるかも知れませんけど。
 私は、とてもよかったと思います。ブラックが効いてて。

 このテンションで、最後まで行くのかなと、不安に思いながら読み進めていたのですが、最後までハイテンションでした。
 あれもこれも、気に入らないモノは破壊し尽くすフューナが最高に格好いいです!(褒め言葉です)
 どんな権力も、フューナの前では意味がない、気持ちいいくらいにぶっ壊してくれて、スッキリしました。

 後半、ライバル登場後も、もちろん楽しめました。
 かわいいマスコットと思わせておいて……なのですね。でも、そこがいい!

 読み終わって、特に不満はございません。本当に面白かった!
 始終笑わせていただきました。


[52] 感想【ネタバレ注意!】私なりレベル3 Name:unbelievable_kazoo 2012/08/02(木) 22:26
 初めまして、unbelievable_kazooと申します。
 まずタイトルからして圧倒されました。
 以下、感想です。

 内容について

 ものすっごい小説を書いてきたなあ、と圧倒されました。
 このハイテンションを最後まで維持して書ききれるだなんて驚きです。何でもかんでもぶち壊す二人の女の子に笑わせて頂きました。
 メガフロートの施設長さんにはどうぞ気を落とさずに、これからの余生を楽しんで頂きたいものです(笑)

 文章について

 ハイテンションな流れは良かったと思います。読みやすかったですし、会話文も上手だなと思いました。とにかくノリが良かったです。
 キャラの使い分けがきちんと出来ているなあとも思いました。

 最後に一言。

 こういう何でもアリな小説は大好きです。ツボでした。
 これからも頑張って下さい。
 では、失礼します。


[68] ある意味ホラー【たくさんネタバレ含む】感想 Name:鄭文ういな 2012/08/05(日) 04:35
 以下、あくまでも一意見なのであしからず。それと、レベル3なので内容にだけ触れますね(勝手な基準)。

 最初、タイトルやあらすじから想像して、すぐに読みきれるなと見くびっていました。……ところが、結果、読了するのに4日かかりました。漂っているダークなにおいに慣れるのに時間がかかったわけです。(あと、個人的に、ウェブで長編を読むのが去年以来でして、その面で慣れるのにも時間がかかったでしょうから、一様にいえないかもですが)
 力が与えられれば、小学5年生の子にだって、猫にだって、どんな威力ある兵器も敵わない。人類ってちっぽけだな、と。しかもその力を作ったのが人類であるという現実。
 ですます調や「ちゃん」付けの、子どもに語りかけているような感じ。それに、ヒトは結局、ただの生命体でしかないという感じ。そういう“感じ”が、読んでいて体力を使いました。これを折れずに書ききった山鳥さんは凄いです。僕なら体力切れで頓挫していたでしょう。
 ルミナが各兵器を破壊していくシーンは、もはやホラーでした。大きな力の前では、もはや人類はただのヒト。蚊が飛んでいたから叩き潰した。ネズミがいるから駆除した。そんな“感じ”で、ヒトが殺められていく……しかも軽いテンションで。それが怖かったです。とても。
 この作品では「原子力」というのがつまり、「人類が作り上げた、ヒトを凌駕する力」を台頭(象徴)しているのだと判断しました。「原子力」だけではなく、人類の在り方・現状全般をつきつけられました。
 さらに、そんなちっぽけな「ヒト」を目の当たりにさせられた上で、キャラが魅力的に作りこめてあって。とことん凄いなぁと(特に作者さんの体力的な意味で)。敬服するばかりです。

 しかしその印象も、ラストに差し掛かる直前までです。具体的に言うと、レッドが生きていたと分かった時点まで。そこから先は、とことん明るかったように思います。(つーかレッドなぜ生きてるんだ!?)
 そんなにダークな話じゃないんだよ〜人類に希望あれ〜とかいった、山鳥さんの声が聞こえてきそうでした。やられたな、と(笑)。
 自分、終始この作品に振り回されてばかりだった気がします。人が死ぬごとに悲しくなったり、スカベンジャーがネプニムを捕まえるところが楽しくて仕方なかったり。
 こんなにのめり込める作品に出会えて、とても嬉しいです。
 執筆おつかれさまでした。
 素晴らしい作品をありがとうございました。


[71] 不謹慎の奥にある、そう、これは…… 【レベル3】 Name:ゲゲゲの戯 2012/08/05(日) 13:10
なんというリーダビリティ。
かなりの分量であるが、結局一気読みしてしまった。ぐいぐいと読ませる力がある。これはもうこの作者様の実力が規格外に高いという証左である。リーダビリティというのは高い構成力・文章力・読者へのサービス精神の三つが高いレベルで拮抗していないと起こり得ないものである。
一見すると勢いとギャグだけの作品に見せてその実まったくそうではない。ハチャメチャな行動を取る冬奈にも一定の行動規範やバックボーンがしっかり練ってある。他のキャラクターたちも同様だ。そして、それらのキャラクターが縦横無尽に動き回り骨肉あい食む様は圧巻である。

そして、この作品に通底するものが美しい。
巨大な力を得ることでこの世界の命運を握ってしまったのが、善悪の判断が世間のそれからは大きく隔絶した少女であったということ。それは、「技術を使う人間のあり方」を暗に皮肉っている。これは、現状の日本が抱えている原子力問題を風刺するものであろう。しかし、この作者は風刺だけに終わらせなかった。最終話を見ていただきたい。この作者様は科学技術の進展による決して暗くはない未来を信じている。そのあたりに、この作品に通底する優しさがあろう。

あとは、オマージュも多数盛り込まれている。
サポートキャラであるネプニムが実は……というのは、最近流行したあの魔女っ子話題作のオマージュなのだろう、きっと。
ただ、文句をつけるのだとしたら、最初の段階からネプニムの目的が見えていたことくらいだろうか。もっとも、ネプニムの目的を隠してしまうと、思いっきり某魔女っ子話題作のままになってしまうので、そこは痛し痒しかもしれないが。

いずれにしろ、オススメ作である。
この作品は断じて不謹慎ではない。不謹慎のさらに内奥にある……そう、これはSFなのである。


[73] 控えめにネタバレ・感想 Name:ぷよ夫 2012/08/05(日) 23:02
はじめまして、ぷよ夫と申します

善悪のまだあいまいな少女が強大な力を持ってしまったこと、その行使の仕方が、周囲にとってはなはだ迷惑であり、結果的に悪党の所業でしかない方向に突っ走っていくこと。
そして、それが人類が手にした原子力というものの風刺や皮肉になってる。

な〜んてことはすっ飛ばして、楽しんでしまいました!

終始、ぶっとんだB級ジェットコースタームービーを観ているような、次々と放り込んでくる豊富なネタに振り回されていた気分です。
もちろん、振り回されるのを楽しんで。
またフューナサイド、ルミナサイド、どちらのシーンも相方とのやり取りが終始テンポ良く、それを楽しんでいる間にあれよあれよと読み進められました。

これを実現した文章力と発想にとても好感がもてました。
総じてとても面白かったです。

では失礼します


[85] RE:秋葉原発! ヘリカルコイラー∞フューナ /山鳥はむ Name:緑乃帝國 2012/08/07(火) 16:35
 すごいものを読んだ。
 どの作品をどこに、どのタイミングで出すかということも作品のうちだと私は考えます。不謹慎だと言われるにせよ、よくぞ書いたといわれるにせよ、この作品を今このタイミングで書かれたこと、提出されたことはもうそれだけで評価されうるべきことだと私は思います。
 それはさておき、イデオロギー的なことを無視して読んでも、この作品は面白い。様々な風刺をしっかりネタとして昇華させながら、スラプスティックな展開をこれでもか、これでもかと投げつけてくる。読者に考えるな、感じろと押しつけてくる。タフで強い女の子は大好きです。たいへん楽しませていただきました。

 もしも今後この作品が多くの読者の目に触れることになった際、もしかするといわれのない(こともないけど)誹謗中傷に晒されることも、ない方がいいとは思うけれどもあるかもしれない。けれどもぜひそれは一種の勲章なのだと思って胸を張っていただければ、そしてその後も委縮することなく書き続けていただければ、同種の作品を書くこともある者たちにとっては大変励みになります。そのことだけ、個人的にはお伝えしておきたい。


[93] 選択の妙【ネタバレ】 Name:栖坂月 2012/08/08(水) 15:51
まず第一に、このネタをよくチョイスしたと評価したいですね。しかもここまで思い切りの良い物語にしたというのが痛快です。ここが最大の評価点だと個人的には思います。
文章もお上手で、終始テンションを保ちながらも退屈させない構成も見事でした。書くという行為を語る上で必要充分な実力を兼ね備えていることがよくわかります。
当初、冬奈の性格は強引すぎるかなぁと感じたのですが、対比となる留美菜の登場によって中和された印象ですね。性格の違う二人の子供に翻弄される人間たちが実に哀れでした。また核融合や核分裂の知識がふんだんに詰め込まれており、伊達にSFを名乗っていない作品であることも好印象ですね。
個人的には、コメディとして少し物足りなさというか、笑えはしないかなという描写が多かったのが残念ではありましたが、SFとしてはとても面白い作品です。あ、顔面キックは良かったです。掛け値なしに。
とりあえず、荷電粒子砲を撃ちたくなりますね。
長さを感じることなく、素直に楽しめる作品でした。
お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。


[117] 【ネタバレあり】感想です Name:HAL.A 2012/08/12(日) 18:08
 拝読しました。

 面白かったです。既出のご意見と重複しますが、読みやすく、わかりやすく、ノリがよくて、キャラクターにも場面にもひとつひとつインパクトがあって。
 とくにストーリー展開、導入からクライマックスまでの作り方がお見事で、お手本のような構成だと思いました。わたし自身が構成力が弱いほうだというのもあって、ぜひ見習いたいと思いながら、ひといきに読了しました。

 コミカルにテンポよく書けるというのは、リーダビリティの面ではとりわけ強力な武器なのだなあと、あらためてしみじみ思いました。個人的には「後からやっぱり罪の意識を感じて戻ってきたわけではないのです!」がツボでした(笑)
 キャラクターも、二人の少女の対比もよかったですし、脇役までさりげなく濃くて、楽しかったです。なによりワンコロとネプニムの描写が可愛くて、きゅんきゅんしました。ネプニムなんてすごく悪いやつなのに、どこか憎めなくて、自分が猫好きなのもあるかもですが、つい可哀相になってしまいました。

 ひとつだけ、ちょっと気になってしまったのが、主人公たちが人をあっさりと殺してしまっていることでした。これはわたしのほうが、もうちょっと軽いノリでブラックユーモアとして読んだらよかったんだろうと思うんですけど、つい殺された側にちょっと感情移入してしまって。施設の破壊だけにとどまらず、殺される側の人の顔が見えてしまっただけに、少しだけ後味の悪さが残ってしまいました。
 人の死ぬ話は、そのあたりをどう処理するかが悩ましいところだろうなと思います。しかし、その破壊と殺人が、作品として必要な表現だといわれれば、それもわかるような気がするんです。なので、見当はずれな意見になってしまっていたら申し訳ないです。

 さておき、楽しく読ませていただきました。拙い感想、どうかお許しくださいますよう。


[122] 秋葉原 発じゃなくて 秋葉 原発 なんですね〜【レベル3】 Name:招夏 2012/08/14(火) 12:23
拝読致しましたので感想を…。

まず、アクションの描写に圧倒されました。この動きはまさに魔法○女!(笑)
大人のアホさ加減とか、冬奈のスーパー小学生ぶりとか、ワンゴロの犬らしいおかしみと哀しみを合わせた従順さ、ニプネムのいっそ魅惑的にしかみえない純粋な邪悪さ。すべてが見事に書き分けられていたと思います。お見事です。

んーと、レベル3ということなので、この先続けると少しオーバーしそうなのですが、いちお、柔らかく書かせていただきます。
実はね読み進めて行くうちに、段々身の置き場が無くなってしまって困りました。というのも、どのキャラクターにも感情移入できなかったんです。冬奈に関しては、自分の両親がテロに巻き込まれたからという理由があったので、同情はできるのですが、結局無事だったようだし、だとしたら、彼女の行動は、彼女のような辛い境遇の子供をたくさん生産した、ただそれだけのアクションだったように思えてしまうのです。

最後の彼女の幸せな様子が、逆にウラン鉱でも飲まされたように胸の中にわだかまって、逆に全部木っ端みじんになった方がまだスッキリしたようなそんな気がしました。

ヒーロー、ヒロイン不在のお話として、アクション、展開、原子力発電の仕組みを楽しむ分にはすばらしく面白いお話だったと思います。


[230] RE:秋葉原発! ヘリカルコイラー∞フューナ /山鳥はむ Name:尚文産商堂 2012/08/22(水) 16:29
原発依存が極端に進んだ社会の作品と感じました。
やはり未来であっても、可愛いは正義なのでしょう。話の展開が日曜朝午前8時半あたりの雰囲気がありましたが、それも相まって、楽しく読み続けられました。
主人公がツンデレのような感じで、登場人物も生き生きと躍動的だったのもいいと思います。


[287] これぞ、魔女っ子の集大成!?【ネタバレあり?】 Name:秋原かざや 2012/08/25(土) 19:54
いやあ、楽しませていただきました!!
ですます調で、こんだけノリがいいのは、初めてかも!?
キャラが立っていて、本当に読んでいて楽しかったです。

そして、素敵なラスト。
おおおおっ!! ハッピーエンド好きには堪らないエンディングに仕上がっていて、本当に楽しませていただきました。

ただ、ちょっと誤字があったので「鈍感」が「鈍間」とか。
いや、中にはわざとしてあるのもあるのですが……いや、これわざとですか?
とにかく、ちょっと「?」となりました。

それを差し引いても、素晴らしい作品だと感じました。
とっても楽しませていただきました!!


[378] 倫理リミッター解除の爆走作品! Name:鳥野 新 2012/08/30(木) 00:09
 う〜〜〜〜ん、危ないネタだ。掟破りが多すぎて(だって小学生が、バンバン建造物や人を……)絶対に子供向けの普通の文庫では読めない話、だからかえって希少感があってたまらない。
 問答無用で爆走しているように見えて、ところどころの(劣化ウランとか)の説明は妙に科学的で充実している。この話がファンタジーにならないのはこういうところがしっかりしているからだと思われる。
 キャラも典型的な秋葉キャラなのに、やってることが独創的すぎて、とても個性的だった。ひとつ気になったのは、少女達が強すぎて、かえって魅力がそがれる気がする。もっと敵を強くして彼女たちの強さを際立たせてほしかった。戦闘シーンで、主人公どうなる! おおっ、こう来たかというものがあまり無かった気がする。しかし主人公の最後の家族とのシーンはほろりとさせられた。
 ともあれ、書くのにも相当なエネルギーを要したと思われる。実は作者が文章爆発ヘリカルステッキを持っているのではないか〜。お疲れ様でした、面白かった!


[398] 学○のふしぎシリーズ「核分裂・核融合」のような味わい Name:海苔島まさぴ HOME 2012/08/31(金) 14:12
すばらしいです。

テンポよく、やさしくて軽くなく、目的と動機と対立がはっきりしていて構図がわかりやすかったです。
核分裂と核融合ってどこが違うの? みたいな教材ビデオを見ているような、楽しみながら勉強してしまったようなお得感すらありましたね。

素直に楽しめました。


[734] 【ネタバレ有り】感想です Name:桐谷瑞香 2012/09/17(月) 15:42
タイトルやあらすじから惹かれつつ、ようやく時間が確保できて読み始めましたが、すごく面白くて一気に読み終えてしまいました。
一見するとコミカルな場面と顔が引きつりそうなアクション場面を繰り返す、ただのブラックコメディ小説に見えますが、その根本にある少女の原子力への苛立ちや切なさ、そして今の日本への風刺というものがよく効かされていて、思わず感嘆してしまいました。このような話をこの時代によく書かれたとも思いましたね。

フューナによる破壊には勢いと激しさがありましたが、どこか切ない雰囲気も(描写も生々しいのはなかった気がします)、一方でルミナによる破壊は、純粋に誰かを信用し過ぎたための行為は生々しく、ただのゲーム感覚でやっているという雰囲気があり、両者の立場や思いから、上手く書き分けられているのなと感じました。ですから、ルミナの破壊シーンは、ネプニムがいたとはいえ、目を伏せる場面がありました。
原子力に関しても小学生相手としているので、より説明はわかりやすく、そちらを勉強した気になりました。
フューナとワンコロとのやり取りは軽やかで面白く、そこがひと時の微笑みの時間でもありました、最後のシーンも。このままブラックコメディのまま終わるのかと思いきや、最後ですっきりまとめあげられており、読了も良かったです。
友情ものとしても面白く、そして最後ではほのぼのとした家族との再会もあり、色々なものが凝縮されているお話でした。五人組の味わいもよく、最後を見事に明るくしてくれた点が良かったと思います。

ただ気になった点としては、小学生があそこまで破壊行為等を繰り返して、特にルミナの方は精神的にショックを受けないかと思ってしまいました。別に洗脳されたわけではありませんよね? まあフィクションなので、あまり深くは突っ込みませんが……。

すごく面白かったですし、勉強になりました。ありがとうございました!


[1021] 感想です【ネタバレあり】 Name:神沢翠 HOME 2012/10/01(月) 00:25
 挑戦的だなぁ、というのが一読して思ったことでした。完成度は、すごく高いと思います。科学的知識の確かさ、描写の上手さ、ときどき投げ込まれるアニメネタ、そしてエネルギー問題をめぐって二つの“炉”が衝突するという、構想のとんでもなさ。何より書き上げた作者氏のエネルギーがすごいよー、と思いました。唯一、二人の少女の視点に沿って二部構成にするなら、前半後半で二分するのではなく、交互に配置していったほうがいいのでは、というのが技法面での感想です。
 ただ、やっぱりちょっと怖い感じはします(^^;) いろいろと。
 ちなみに、スカベンジャーに癒されました。大好きです、彼ら。


[1023] もっと早く読めばよかった Name:シグレイン 2012/10/01(月) 00:49
正直に告白しましょう。
こういう作品が書きたい。

作品としてよく練られたストーリーや見事な文章はともかく、
作品の中にこれだけのメッセージ性を込められるのか、と同じ書き手として敗北感を味わいました。

文句を言うところがありません。

作者さんの作品、別のも読んでみようと思いました。

執筆お疲れ様でした。


[1079] 【作者返信】秋葉原発! ヘリカルコイラー∞フューナ /山鳥はむ Name:山鳥はむ 2012/10/08(月) 13:27
 この度は『秋葉原発! ヘリカルコイラー∞フューナ』を読んで頂きありがとうございました。
 細かい指摘の為の粗探しをするよりは、単純に作品を楽しんでもらえればいいかなと、この作品は評価レベル3で設定させてもらいました。
 中高生向けの内容で書いたつもりですので、重厚なSFを期待していた方々には、物足りなかったかもしれませんが御容赦を。

 以下、各感想への返信と致します。


>[47] 【ネタバレ注意】魔法(?)少女?破壊少女? Name:鹿目 咲 2012/08/01(水) 14:59

 ぶっ飛んだキャラクター達ですが、気に入って頂けたようで何よりです。
 コメディ調の内容も楽しんでもらえて嬉しいです。

 他の方の感想にもありましたが、かなりブラックな印象を与えているようですね。
 開き直ってタグにブラックコメディーと入れておきました。


>[52] 感想【ネタバレ注意!】私なりレベル3 Name:unbelievable_kazoo 2012/08/02(木) 22:26

 SFはどうしても小難しくなりがちで、読み進めるのが苦痛な時もあります。
 元々、中高生向けの作品として書いていたので、勢いでストレスなく読み進めてもらえたなら、ハイテンション、ノンストップの流れにして良かったと思います。

 メガフロートの施設長さんは生き残った登場人物の中でも不幸な方ですね。
 真面目にお仕事してきても、悲しいかな理不尽な事というのは起こるものです。
 災害にあったようなものですから、余生では手厚いアフターケアもあるでしょう。


>[68] ある意味ホラー【たくさんネタバレ含む】感想 Name:鄭文ういな 2012/08/05(日) 04:35

 深く読み込んでくださったようで、ありがとうございます。
 ですますのコメディ調でごまかしてはいますが、それを取り除けば凄惨な物語になることは間違いないでしょう。

 ういなさんは多感な方のようですので、この作品の黒い部分までまともに見てしまったのかもしれません。
 単純にコメディとして楽しんでもらえればいいと思っていますが、薄っぺらくはしたくなかったので、読み込めばそれなりに意味が見えてくるように細かいギミックやネタを仕込んでいました。

 ちなみにレッドはかなり強靭な防護スーツに身を包んでいるので、どうにか生存しました。
 焦げたのは表面だけです。


>[71] 不謹慎の奥にある、そう、これは…… 【レベル3】 Name:ゲゲゲの戯 2012/08/05(日) 13:10

 色々とお褒めの言葉を頂きありがとうございます。
 技術を扱う人間のあり方、まさに私が声を大にして言いたい所でもありました。
 どんなに完成された素晴らしい技術でも、扱う人間次第で平和に貢献できたり、戦争に拍車をかけたり、一転してしまうものです。

 昨今の災害事故も、私は想定内であったと思います。
 ただ皆が根拠もなく漠然と大丈夫だろうと高をくくっていたことに問題があるのではないでしょうか。
 安易に目先の利益を優先し、臭いものには蓋をして見なかったことに、と先送りした結果が現状の混乱を招いているように思えます。

 科学はずっと前から警鐘を鳴らしていたはずです。
 ただ一部の専門家しか理解せず、いざというとき役に立たないのでは、科学技術への不信も仕方ありません。
 もっと広く一般に科学の常識が広がってくれることを私は望んでいます。

 さて、小難しい話はここまでで、某魔法少女アニメのオマージュについて。
 ……少なからず影響は受けていますね。
 ネプニムの悪意を巧妙に隠してしまうと、おっしゃる通り某アニメの純真邪悪なエントロピー詐欺師になってしまいます。これは恥ずかしい!
 なので、わかりやすい悪役としました。

 (もちろん、人によってはフューナの方が悪に見えるかもしれません。善悪なんて見る方向で変わってしまいますから)


>[73] 控えめにネタバレ・感想 Name:ぷよ夫 2012/08/05(日) 23:02

 純粋に楽しんでもらえたようで幸です。
 風刺や皮肉は二の次で、まずエンターテイメントとして小説を読んでもらえることが一番でしたので。

 難しく綺麗ごとを並べた声明文より、面白おかしい小説の方が皆さん読みやすいですよね。
 風刺や皮肉は後々になってから、何かしらのきっかけでふと思い出してもらえたなら作者冥利に尽きます。


>[85] RE:秋葉原発! ヘリカルコイラー∞フューナ /山鳥はむ Name:緑乃帝國 2012/08/07(火) 16:35

 この作品自体は震災・原発事故以前に書いており、その後、何度か大幅に改稿しました。
 
 出すタイミングが早ければ震災の傷をえぐりかねず、遅ければ人々の興味も薄れていてインパクトに欠けたでしょう。
 今の時期に、僅かの人でもいいから読んでほしかった作品です。

 不謹慎だとか不快感を示す方も、もちろんいると思います。
 ですが賛否両論の中で、問題意識が強く印象に残ることこそ、意味があると考えています。
 まだ殆ど何も解決していない、忘れるには早いと、そんな思いも込めた作品です。

 応援のお言葉、ありがとうございます。


>[93] 選択の妙【ネタバレ】 Name:栖坂月 2012/08/08(水) 15:51

 感想ありがとうございました。

 コメディとしての物足りなさ、これは確かに「ちょっと笑えない……」という部分は多分にあったかと思います。
 そもそもが凄惨な原子力テロをメインとした物語ですので、ですます調で表現を和らげ、コメディ風にして悲壮感を打ち消そうとしています。

 砂糖菓子に包んだゴーヤとでも言いましょうか、苦みを隠し切れない点がブラックと言われてしまう所かと自覚しました。
 (私のユーモアは常に黒いと小学生の頃から言われてきました)

 荷電粒子砲はやはり一つのロマンかと。
 無制限に撃てるものでなく、エネルギー充填から一発一発を大事に撃つ、そこがたまらなく良いと思うのです。


>[117] 【ネタバレあり】感想です Name:HAL.A 2012/08/12(日) 18:08

 あまりにハイスペックなフューナとルミナに対して、脇役の五人は敵役?として、人間の限界に挑戦してもらいました。でも、やっぱり人間ですから、判断に迷うことも、自分の都合を優先したい時もあります。

 ネプニムの描写は内面の腹黒さをいかにごまかすか(といっても明け透けなんですが)、細かい動きを考えた部分です。
 実際のところ、元はただの子猫で、放射線の影響でミュータントと化したわけです。
 ネプニムはただ自分が生存しやすい環境作りに奔走していただけで、あまり悪気はありません。ネプニムもまた何かしらの被害者なのです。

 この物語ではかなり大量の脇役が命を落としています。
 コメディとしてそれらの描写を省き、一般人Aとみなす書き方もあったと思いますが、私はあえて一人一人に価値のある人生があったことを示すために、脇役もできる限り細かく書きました。
 綺麗さっぱり消し飛ばしてすがすがしく終えるよりも、後味の悪さでもって彼らの生きた軌跡を感じて頂けたなら、私はこの描写にも意味があったと思えます。
 

 以上、感想返信をまず8名様まで。残り8名の方にも後ほど返信を書きますので、少々お待ちを。


[1088] 【作者返信2】秋葉原発! ヘリカルコイラー∞フューナ/山鳥はむ Name:山鳥はむ 2012/10/08(月) 16:02
>[122] 秋葉原 発じゃなくて 秋葉 原発 なんですね〜【レベル3】 Name:招夏 2012/08/14(火) 12:23

 感想ありがとうございました。ワンコロの悲哀が伝わってくれたのは嬉しいです。
 結構、不幸な立ち位置のキャラクターだったと思います。

 ご指摘の通り、極端な性格のキャラクターばかりだったので、特定の登場人物に感情移入するのは難しかったかもしれません。

 冬奈については、大人ぶった行動をしてみせても結局は小学五年生の子供です。彼女の社会に対する復讐も、子供の過ぎた我が侭であると言えるでしょう。
 最後はそこそこの幸せを司法取引によって確保した冬奈ですが、一方で彼女が虐げた人達は不幸な末路を辿った人が多いわけです。
 メガフロート施設長さんの台詞にあるように、「……こ、こんな理不尽が許されるのか!?」ということです。
 はい、我ながらこれは救いようがない。
 限られた視点で見ればハッピーエンドですが、全体でみればひどい悲劇となっております。
 それでも理不尽に負けず、次の一歩を踏み出して欲しいというのが、私の思いであります。


 ネプニムによる原子爆弾の炸裂でカタストロフィを迎えるというのも、ブラックなコメディとしてはありかもしれません。
 実際、エンディングの可能性の一つとして考えました。

 しかし……本当に救いようがない理不尽さだなぁ、と思ってやめました。
 それもまた物語の可能性の一つです。


>[230] RE:秋葉原発! ヘリカルコイラー∞フューナ /山鳥はむ Name:尚文産商堂 2012/08/22(水) 16:29

 元々、震災・原発事故以前に書いていた作品を改稿したものなので、世界観も原発依存が進んだ設定になっています。
 あえてもう一つの原子力社会を想像するのもいいだろうと、震災後の改稿でもこの辺りは変更しませんでした。
 
 可愛いは正義(笑)。
 仕方ない、皆、可愛いものには騙されますよね。
 目を曇らせないで、公平に真実を見るべきだとは思っているのに、同情してしまったり。
 うーん、人は弱い。


>[287] これぞ、魔女っ子の集大成!?【ネタバレあり?】 Name:秋原かざや 2012/08/25(土) 19:54

 とても楽しんで頂けたようで良かったです。
 全体的に悲劇的な様相となっているなかで、一つでも幸福な結末は用意したいと思っていました。

 鈍間=のろま、ですね。漢字で書くことは少ないかもしれません。一応、ルビ振っておきました。


>[378] 倫理リミッター解除の爆走作品! Name:鳥野 新 2012/08/30(木) 00:09

 倫理観をかなぐり捨てて書きました。だからこそ、逆に倫理とは何か考えてもらえるのではないか、と。
 いえ、実際は狙ってやったことではありませんね。改稿は何度もしましたが、最初は勢いのみで書き上げた作品です。

 ご指摘のように主人公達は少々、強すぎました。
 足を止めないだけの勢いを出すのに出力を上げ過ぎた感じはあります。
 もう少し緩急があれば良かったかも、と自分では思っています。


>[398] 学○のふしぎシリーズ「核分裂・核融合」のような味わい Name:海苔島まさぴ 2012/08/31(金) 14:12

 中高生に向けて、難しい原子力を易しく自然と理解できるような、そんなコンセプトで書いている所もありました。
 教材のようで楽しみながら勉強できた、と言われるのは、私としても非常に嬉しいところです。

 まあ、実際にこんな教材で勉強を教えたら問題に……いや、学生達はきっと喜んでくれるはずだ!
 理科離れが何故起きるのか、それはきっと学校の授業がつまらないからだ〜!

 偏差値なんて気にする前に、面白おかしく役に立つ教材をもっと用意しろ! と教育者ではないが、私は言いたい。


>[734] 【ネタバレ有り】感想です Name:桐谷瑞香 2012/09/17(月) 15:42

 フューナは自分の考えを持って善悪を判断し、行動しています(暴走気味の部分もありますが)。一方で、ルミナは受け身で、全て原子力の勉強の為という理由でネプニムの言うままに行動しています。

 無垢ゆえの残酷さでは、ワンコロのようなストッパーもいないルミナの方が、恐ろしい行為を平気で行っているのは間違いありません。
 ネプニムの可愛らしさに騙されてはいけませんね。

 ルミナは洗脳されているの? という疑問についてですが、彼女は洗脳されているわけではなく、そもそも原子力のお勉強だと思い込んでいます。直接に自分が人を殺している自覚もありません。

 彼女にとって本当に辛いのはむしろ成長してから、過去に自分の犯した罪を自覚した時でしょう。
 超法規的措置で罰はなくとも、犯した過ちが消えるわけではありません。
 彼女が善良に成長をすればするほど、罪と向き合う試練は過酷になります。
 (と、言うのは物語の外のお話ですので、単純にブラックコメディーと流してしまうのが精神衛生上よろしいかと)


>[1021] 感想です【ネタバレあり】 Name:神沢翠 2012/10/01(月) 00:25

 感想ありがとうございます。
 少し怖かったですか?

 それが原子力の暴走に関してか、あっさりと命を奪われていく人達の描写か、いずれにせよコメディに隠して伝えたかったことの一つとして潜在的な恐怖感というのもありました。
 我々が普段抱いている日常の安心感は、本当はひどく薄っぺらで破れやすいものです。気付かないで日々を過ごせる方が幸せなのかもしれませんが。
 
 構成に関しては、視点の混乱を避け、明確な対比を選んだので二部構成となりました。
 交互にフューナとルミナを入れ替えるというのも、話を徐々に盛り上げてクライマックスで激突させれば、また一風変わった物語に仕上がったかもしれません。

 スカベンジャーの五人組はいい人達です。
 ちなみにスカベンジャーとは捕捉剤のことで、連鎖的な反応を阻害する目的で使われるものです。どうでもいい豆知識。


>[1023] もっと早く読めばよかった Name:シグレイン 2012/10/01(月) 00:49

 正直な告白ありがとうございます(笑)。そこまで言われてしまうと、私もちょっとむず痒いです。

 メッセージ性を込めようと思うと、どうしても押しつけがましい薀蓄になりがちです。
 このバランスは非常に難しくて、自分で少しでもくどいと感じた部分は徹底して排除しました。

 逆に説明が不足していないかも考えて、なおかつ誰にでも理解できるようにわかりやすく……う〜ん、もうそこまで気を使う必要ないかも、と思うぐらいやって丁度いいみたいです。読者様第一。小説は読んでもらえなければ、価値がありませんので。

 でも、最後まできっちり書き上げるには、何よりも自分で楽しめないと無理です。
 自分も楽しんで書いて、読んだ人を笑わせてやろう(あるいは泣かせてやろう)という悪戯心が大切だと思います。

 その他の作品も読んでもらえると嬉しいです。
 そして楽しいと感じてもらえれば幸です。


 以上、作者返信でした。
 皆様、感想ありがとうございました。



  



無料レンタル掲示板・日記・ブログ WebSpace