空想科学祭FINAL感想掲示板

空想科学祭FINALにようこそ!
今回は、作者側から事前に「感想耐性レベル」を伺っています。
詳しくは、企画サイトの作品リストをご覧ください。
なお、スレッドは実行委員会で立てますので、ご了解ください。


★読者さんにお願い★
・耐性レベルより辛口の感想をつけないように配慮する。
・誹謗中傷にあたるような書き込みをしない。
・他人の書き込みに、いちゃもんをつけない。

★作者さんにお願い★
・作者からのレスは、企画終了後に纏めておこなうこと。
・自分の示した耐性レベルより
  辛口ではないかと思われる感想が書き込まれても逆上しない。


[179] 夢を叶える仕事 /武倉悠樹【レベル4】 Name:空想科学祭実行委員会 HOME 2012/08/20(月) 01:36 [ 返信 ]
白衣をまとった男が一人、なにかを作る。男が持つ技術とは。そして出来上がった物とは。希望に満ちた夢の形。未来の形。

http://ncode.syosetu.com/n3078bi/



[185] なるほど「最後」まで【たくさんネタバレ含む】感想 Name:鄭文ういな 2012/08/20(月) 08:05
 以下、あくまでも一意見なのであしからず。

 作中作の形式が非常に巧く利いていますね。あとがきでおお真面目に語ってらっしゃるなぁと思ったら、まさかの……と。驚きました。
「現在」の“夢”が「未来」では“科学”となる。それを内包するのがSFである……と、これは作者さんの主張なのか、それとも登場人物の思想にすぎないのか、どちらにしても納得させられました。
 しかし“夢”は、結局は“夢”にすぎない。科学が発展したところで、それを利用する者たちは生活のために利用しているだけ。そんな事実を、冷めた姿勢で傍観する様子。お見事です。

 ひとつ指摘をするなら、おしゃぶりの製造法についてでしょうか。読みにくいことはないのですが、難解です。まあ僕の頭が足りないだけなのでしょうが、無駄に難しく見せ付けている印象がありました。雰囲気は出ていたかもしれませんが、綺麗に纏まった感のある作品の中で、この部分だけがシミを作っていたように思います。

 こういう趣向を凝らした作風は好きです。「小説家になろう」の投稿形式を上手い具合に使いこなされましたね。
 執筆おつかれさまでした。


[209] 用意した構造を生かしきったか?【レベル4】 Name:ゲゲゲの戯 2012/08/21(火) 12:41
相変わらず、尖った人である。
この作者様との出会いは2010年の空想科学祭にまでさかのぼる。それから毎回空想科学祭でまみえているが、年々己の持つ世界観を磨いて参加してきている。
この作者様の空想科学祭作品に通底するのは、「科学技術がもたらす灰色の世界」である。今回もそうだ。科学技術によりかつての人類の夢を叶える、しかしそれは商業ベースに乗っかった活動でしかない。かつての夢も現実のものとして処理される様は、『科学技術が必ずしも人類にバラ色の未来をもたらさない』という、この作者様が繰り返し述べてこられたモチーフである。
そして、今回はそれを表現するに当たり入れ子構造を取った。先の感想にもあるが、小説家になろうのシステムを最大限に生かした形であり、「こういう使い方があったか!」と思わず手を叩いたものである。そしてこれがテーマにつながる重要な要素となっている。その筋立てはお見事である。

されど、一点指摘しておきたい。
その入れ子構造が読者に露見するタイミングが少々早すぎる。
この作品における一番の隠し玉はこの入れ子構造だ。なので、少々話の筋が難解になってでも最後の数行まで隠しておいた方が驚きが大きかったのではないか。そして、この作品の持つ寓意にもさらに輝きが増したように思う。


[223] 感想。ネタバレあり。 Name:化野 夕 2012/08/21(火) 23:44
拝読致しました。
これは……やられてしまいました。
ネタバレになるので、全ては語るまい。

ただ「全体の作品として」ではなく、あくまで「作品」として語るならば。
残念ながら、自分には受け付けなかった。
掌編としては、最初の描写が冗長に過ぎると思いました。
ええ、前書きに「最後まで」と書かれていなかったら、閉じてしまっていたかも知れません。
「最後まで」読んで。
「やられました」。
素直に言います。
とても、面白かったです。
執筆、お疲れ様でした。


[259] RE:夢を叶える仕事 /武倉悠樹【レベル4】 Name:緑乃帝國 2012/08/24(金) 14:55
 やられた! 私もこういうのやりたかった! 悔しい!
 ……それが一読しての感想です。

 空想科学祭の過去ぶんを漁った際、この企画がSFジャンルの充実を図るために催された旨の文章を目にしました。逆にいうならば現在、ジャンルとしてのSFはそれだけ衰退し、読まれなくなっているということだと思われます。
 で、前半が。というか「本編」が。まさにこういう作品がSFジャンルを衰退させたと私が思っている類の作品で、この時点で作者さんの術中にまんまとはまっていたのだと思います。お見事でした。


[276] 割と軽いノリで【ネタばれ有りりん】 Name:饅頭よ永遠に 2012/08/25(土) 02:18
読み終えた後に「ザ・プロジェクト」って感じだー(違)。
こんにちは、拝読しました。掌編ですね、感想です。

お○。○゛りを愛でる話なのかと思えばそうでなかった。後書きまで読んでそこで全体が解ったのですが、
SFと空想科学。
そう言えばSFの定義なんぞは、もぉ嫌wって位にこれまで思考巡りましたが、空想科学についてはそう考えたことがなかったですね。なので比較することが今まで無かったです(多分)。この辺りはWikipediaさんでも引っ張ってくれば考察家の解釈がごまんと出てきそうですけれども。
作家様は空想科学を「夢」と。SFはそれを内包するものであると仰った。
これは私の「空想科学」への解釈ですが、現代というより過去のもの、と捉えています。何故なら、「空想科学」という言葉がSFより先に出来たから。日本語ですし日本の場合です。
そもそもSFという言葉はサイエンスフィクションだけの略称だけではありません。スペキュレーティブ・フィクションの略にしちゃったりとか、新しくて古いものだとかを主張する人が居たり。要するにSFの方がどうとでも解釈でき使用できる範囲も広く(後世でその広がりは止まらない)後づけに次ぐ後づけもあって、作家様が内包的だと結論づけてしまうのも仕方ないと思います。

とまぁ、そんなことを後になって考えさせられてしまいましたが、
作家様なりの解釈で夢を表した作品。掌編という短さで。
大変興味と面白く読ませて頂いたと思います。

強いて言えば、作品全体に冗漫さを感じてしまったのは、既に指摘もあるようですが、お○。ぶ○を後ろの方へどかーん! と持って来なかったせいですかね。オチみたく。
まぁ、それが一に伝えたいことではないですからどんな扱い方であってもいいのですが、全体の話としてのインパクトには欠けてしまっているので、そこは作風でもあるのかもしれないですが、ちょっとばかし残念です。

でも、何度か書きました通り、「掌編」できちりと纏められた点については、お見事というしかない。確かに、「最後まで」読んで解る、のだと。そして読了後に出たものが「ザ・プロジェク…」何でやねん(伝染ったかな笑)。後書きや前半の説明部分で硬そうですけど、作品の軽いノリ気な所で上手く釣り合いがとれてる気がします。にやり。

それでは、執筆おつかれ様でした☆


[309] きちんと言いつけを守って Name:虹鮫連牙 2012/08/26(日) 20:24
 や、ら、れ、た…………ガクッ。

 拝読させていただきました。
 感想を失礼しま〜す。

 この作品は二回読みました。
 というのも、実は僕、「またいつかどこかのあとがきで」と言われた時に、そのまま素直に作品に手を振ってしまったからです。
 ええ、気が付きませんでした。
 その後、先の感想を読んでいて「あれ? なんかおかしくね?」と思い、二回目を読んでいたら気が付きました。そういうことですか。

 「SF」と「空想科学」についての考察は、上でもいろんな方が意見を述べていますし、正直言って読了後の自分に残った感想ってそういうものとは違ったので、考察は割愛させていただきます。

 自分がまず思ったことは、「作者さん喧嘩うっちょる!」って感じでした。
 まず、「本編」の部分に対する印象が、作者さんの作品で自分も大好きな『The melancholiy of the smoker and bookman 〜喫煙者と読書家の憂鬱〜』と同じ匂いがするなぁ〜ということ。
 ただ喫煙者よりも、匂いは一緒でも味が悪いように感じました。くどくどした感じが退屈で、正直本編の内容はあまり覚えてません。ってか覚えるほどの内容を感じなかった。
 
 そしてあとがき。
 ここで感じた「そんなにあとがき頑張るならば、本編に盛り込んでは?」という印象は、確か過去の空想科学祭参加作品で誰かに指摘を受けていたはずだなぁ〜と思いだしました。
 
 そんでもって最後に例のアレ。
 読んだ感想として抱いたものは、世界観とか思想とかそんなものよりも、「過去作品にくだされた評価に対するあてつけ、感想人への嫌味、復讐?」って感じでした。
 聞こえの悪い言葉ばかりでごめんなさい。でも、私が思っているのは悪い意味でのことじゃないんです。
 過去の悔しさとか腹ただしさに対して、真正面から「どうじゃコノヤロウ!」って返事をしたようで、面白いことするなぁって思いました。

 ああいった構成はヴィジュアルノベルとでも言うのかな。
 web小説だからこそ? もっと言えば“なろうサイト特化型小説”とでも言うのか。
 自分はどちらかというと、文章に頼ろうとするのでああいう書き方をしたことが無いです。だから一回目でミスしてしまった。
 でも、自分みたいにポカする人が他にもいるのかも知れない。そう思うと、あの構成はけっこう危険にも感じたりします。
 1スクロール真っ白はちょっと怖い〜。

 面白かったです! 
 どうか皆は最後まできちんと読んでくれますように(-人-)


[324] 拝読致しましたので感想を…【レベル4】 Name:招夏 2012/08/27(月) 13:44
ハイパーダイヤモンドで出来たおしゃぶり……。そんなものを考えだした三流SF作家も、そんなものを作らせる為に大枚をはたく金持ちも、それを咥えさせられる赤ん坊も、どんなやつなのか顔を見てみたいと思いました(笑)

人間が想像できるものは、人間が必ず実現できる…というジュール・ヴェルヌの言葉を思い出しました。確かにこの言葉はとても魅力的に響くけれど、良く考えてみれば、人間が想像するものがすべて素晴らしいものであるとは限らない。

かつて、武倉さんが「喫煙者と読書家の憂鬱」で描かれた、科学万能の十全な世界。そんな世界が必ずしも完璧な幸せをもたらさないという考えを、以前よりも強烈にシニカルにあらわしたのがこの作品かなぁと思います。

トリッキーな文章も、作者様の創造物に過ぎない「未来創造工房」が妙にリアルなところも、私的にはかなり好きです。

最後にみなさまへ
「名探偵コ○ン」がエンディングの後のエピソードを見ないと完結しないように、この作品も最後の最後まで読まないと完結しません。最後の最後まで…ですよ(笑)


[357] 【ネタバレ注意!】感想です Name:HAL.A 2012/08/28(火) 22:29
 どうか未読の方は、くれぐれもネタバレなしで楽しんでいただきたいと思います。先に本文を読まれてくださいね!




 とういことで、ネタバレありの感想です。

 こういう仕掛け、大好きー! スクロールバーをにらみつつ、何かあるぞ何かあるぞと思いながら読み進めていました。読了して思わずニヤリ。二重三重に楽しい仕掛けでした。
 全体の仕掛けもですが、冒頭シーンでのモニタの操作、左右の手の使い分けなど、細かい演出も楽しかったです。
 モニタの操作は特に、読んでいてすごく楽しそうで、こういうの自分の生きているうちに出来たら楽しいのになーなんて。しかし近ごろの最先端機器の操作法など見ていると、案外夢でもないかも……という気持ちになってきますね。

 あと読んでいる途中で攻殻ー! と叫んだのはきっとわたしだけではないはず、とそっと呟いておきます。

 ひとつちょっとだけ気になったのは、小さなことで恐縮なのですが、冒頭のシーンでおしゃぶりを成形する過程のビジュアルが、なんだか想像しづらかったんです。金属光沢ということで、最初に銀色っぽい塊をイメージしたのですが、それを加工したあとの品は人工ダイヤモンドのすごいやつらしい……ときたので、白っぽいキラキラしたものを想像しちゃったんです。そうしたらおしゃぶりは「黒く鈍い光沢を放って」いたので、あれあれあれ? と混乱してしまって。それと、黒い蒸気というのもうまくイメージできなかった……などと書きながらいま気付いたのですが、もしかしてこれは作者様がわの問題というよりも、わたしのSF知識の乏しさの問題でしょうか。当然その色であるとわかるべき類のものなのだったら申し訳ない……(汗)

 さておき。
> 金を払うに値するのは「革新(イノベーション)」と「創造(クリエイション)」と「情動満足(エモーショナルサティスファクション)」だけだ。
 うまくいえないんですけど、ここすごく好きでした。そんな世界になっちゃったら、働くほうは大変だよなあ……なんて真剣に考え込んでしまったりして。

 おおいに楽しませていただきました。ゴチソウサマでした。
 頭の悪い感想になってしまいましたが、どうかご容赦くださいませ。


[401] 感想を。《ネタバレ注意》 Name:深緋 2012/08/31(金) 16:47
まずは自由な動きをするモニター。あれ、とても欲しいです。
過去の未来を実現する仕事。夢はあれど、作らされる物次第では最後の愚痴ももっともだよなと思いました(^^;
好事家の趣向は分からない……なので、その後の用途が気になって仕方ありません。

真ん中のあとがきは個人的に刺さりました。
楽しい未来を思い描く、それも大事な事なんですよね。
どうも私は、そこから派生するマイナス面に注目しがちです。
空想科学、昔の子供が夢見た未来の世界、そういう見方も忘れちゃいけないな。
……と、本当に痛かった(^^;

空白の後に、ひっくり返されましたが。
システムの利用の仕方、お見事でした。
規定と、それに反しない型破り、こういうの大好きです。
楽しませていただきました。
ありがとうございました m(__)m


[412] 【ネタバレ注意】ギリギリを攻めていく Name:鹿目 咲 2012/09/01(土) 14:05
 壮大な装置で何作っているかと思えば、おしゃぶり……。最近のおしゃぶりは、咥えるところが球形ではなく、少し潰れて三角になっているので、ちょっと映像化に時間がかかりました。ここで描かれているのは、昔ながらのおしゃぶりであって、今、育児コーナーで売られているおしゃぶりじゃなかったのですね……。
 と、どうでも良いところが気になりましたけど、面白かったです。
 これは、隠された部分に比重があるのであって、前半部分はまるでお飾りのような、でも、そのまま切り取ってしまってもさし支えないよう構成してある、なかなかの強者だと思いました。
 最後まで読め、そうですよね、後書きだって作品だ、言われてみればその通りだと思います。昨今の作品は、作者の言い訳や宣伝が、ともすれば本文より力を入れて書かれているものが多い気がします。「また次回予告か」「宣伝はもう良いよ」「作者と登場人物の掛け合いには懲り懲り」思っていたところに、コレですよ。いいですね。やってしまいましたね。
 まるで、SFを書いている全ての人に訴えかけているような、素敵なお話でした。


[460] RE:テンプレを使った感想で失礼します Name:tomoya 2012/09/03(月) 01:14
はじめまして。
レベル4の感想をということなんですが、レベル表現がよくわからないので、一律のテンプレを作って感想を書いています。レベル4は定義に従うとやや厳しいテンプレになってしまいましたが、ご容赦あれ。

レベル4用のテンプレ使用
1 物語の展開で無理のある部分の指摘
 いや、無理をするのがこの話のネタだと思うので……レーザーでおしゃぶり作りってのは、どうよ?! これは最大の無理ある設定ではないか! そこを笑ってオッケーだと思うのだが。いやいや、大きくねじ曲げた設定と言えば、ラストの、さらにラストの部分だ。なるほど、こういう使い方ができるのネ。いや、この分量のあとがきを書けちゃうのが「小説家になろう」サイトのスペックなのネ。そこが最大の謎だ! この量のあとがきが必要になるという前提条件が私にはわからないっ! なろうさんはなぜこんな設定を野放しに……(無理のある部分というか、無駄なスペックなのでは?笑)

2 矛盾点
 技術的に良くわからないので、専門家に聞いてほしいけれど、極短波を利用したレーザーって熱は発生するのですか?(ちょっと待て。レーザー光の範囲っていくつだった? 熱線とだぶってる? いや、それが可聴域を超えるって、どういうことなんだ??)それと固体レーザーという言葉がわからなかったので、イメージができなかったです。もしかして、そのレーザー光って固くて触れるの?←いや、そういう意味ではない。技術的にもう少し説明があるとうれしいです。もう少しおおまかに「レーザー」とだけ書いてくれると引っかからずにすむんですが……モリブデンを使うとレーザー光の波長域は何nmになる? 本当にありなのか? 私は変なところで突っ込んでいるのでしょうか?? でも、熱が出ないとこのダイヤモンドの整形はできないな……技術的に無視しようかな(笑)

3 読んでいて引っかかった点(1と2以外で)
 しばたたいた→瞬きした、ではダメなのでしょうか。文学的表現にこだわるのかな。しば叩く、に読めたりするので、漢字を使った方がいいかもしれない。余計な指摘ですけれど、ひらがなが続く時は読点を入れるとか。いや、もしかして! その音の効果を笑いに利用しようとか計算してますか?! ああ! 余計な指摘でしたらご容赦あれ。<(_ _)>
 地の文の端正さに比べて会話文の軽いこと! そのおかげでじわじわとネタのオチがくるカウントダウンを無意識にしてしまうっ。くるぞー、くるぞー、何かわからないけれどオチが来るはずだぞー、と。そういう効果があってもいいですか?


純度99.999%のおしゃぶり! もうそれだけで十分です!
そして、やはり本ネタか! 上の指摘はすべてネタという処理でおっけーです。
かっこいい文体とはうらはらに、勢いを感じたネタでした。


[506] RE:夢を叶える仕事 /武倉悠樹【レベル4】   【ネタバレ有】 Name:右野 前条 2012/09/05(水) 00:57
まず、感想というか……本作を掌編として扱ってよいのか、という疑問は呈したい。
掌編部門の作品に投票する際、私は、本作の本編部分のみに対する評価で比較すると明言はしておく。
本作を後書き部分まで含めて評価するのは、他の掌編投稿者に対してアンフェアだろう。
短編部門で勝負するか、後書きまで含めて、掌編の字数に収めるべきだったと個人的には思う。


……でもって、作品自体の感想に入る。

冒頭ではああ書いたものの、形式としては上手い。
ただ、前書きで「最後」を強調する必要はあったかどうか。
これは私が、何かあるだろうことを予期して読み進めたため、肝である部分に対する驚きがなかったからかもしれないが、
本作の最大のキモであり魅力である構造を、自分からバラしてしまうのはどうだろうか。

展開それ自体には、特に引っ掛かるところはなく、最後まで読み通せた。
ただ、句点がやや多すぎて、文章のテンポが悪くなってしまっている感はある。
それと、ちょっと誤脱字が多いように思えるのは残念な点。

細かな部分だが、「夢」の記された文庫本を、裸のままポケットに入れていたり放ったりと、夢を叶える仕事にしては、夢への扱いが少々粗雑であるのは気にかかった。
舞台がいつの時代かは明記されていないが、おそらく数百年前のものであろう紙が耐えられるかどうか。

まあ、本編と後書きとの対比がメインであるので、細かい部分はさして重要ではないだろう。
そういった意味では、本編の仄暗さと後書きの陽性が少ない文字数で見事に表現されており、成功していると思う。

個人的には、作中作の後書き部分には大いに同意できた。
もっとも、あの部分への共感が、作者(作中作の作者ではなく、本作の)の意図であったかどうかは判らないが。


[519] 読んだのだー。 Name:燃えるお兄さん!! 2012/09/05(水) 13:05
面白かったのだー\(⌒∇⌒)/
冒頭がなんだか「ルパン三世」っぽくて、怪盗がお宝を盗み出す話かなと思ってしまったけど違ったのだ、もっと硬派なSFだったのだ。でも後書きを読んでビックリしたのだ。あう! なんと凝った構成。ヤッチンの言葉を借りるならば入れ子の構造になっていたのだ。驚きなのだ。むかしむかし、今は亡き近藤氏が某ミステリー企画で書いたあの作品を思い出して懐かしくなってしまったのだ。近藤さんは今どに……。PS:ユウちゃんのア◯ル処◯はお兄さんがいただくのだ! そのうち◯這いかけに行くからおしり洗って待ってなさい (>ω<*)


[543] 感想 Name:赤城康彦 2012/09/05(水) 23:51
読書感想文苦手なんですが(^^; 感想を書かせてもらいます。
そう来たか、という感じで、意表を突かれました。
シリアスな中に、ちょっとしたお笑い要素も含まれて、楽しく読めました。
これからも、かんばってくださいませ。
それでは。


[586] 感想です Name:いぢめる? 2012/09/08(土) 14:51
 物語の筋はちゃんと見える。誰がどこで(どんな所で)何をしているのかも分かる。だが非常に読み難い。
 動作の細部、誰がどういう動きをしているか、何がどう動いているか変化しているか、これが分かりにくい。なぜか。
 あまりにも視覚情報に頼りすぎである。目で見えることしか書かれていない。しかもそれを事細かに、一生懸命がんばって説明してしまっている。

 説明と表現の違いについて、考えてみることをおすすめする。客観より主観のほうが伝わりやすいこともある。文章はかなりしっかり書けるし、書きたい物もしっかり持っている。あとはどう書くかである。


[601] こういうの好き Name:元隔離部屋ハンドシェイカーより 2012/09/09(日) 02:55
 全ては「おしゃぶり」のために……。
 この馬鹿馬鹿しさが本作の魅力なんだと思う。

 それを表現するのに大掛かりな描写で攻める作者。
 いいんじゃないでしょうかね。

 ただ、あとがきは狡い(笑)
 


[643] スクロールバーから目を離すな! Name:鳥野 新 2012/09/10(月) 22:12
 や、ら、れ、た〜〜〜。
 最初読んだときは全然気が付かずに、感想を読みに来て初めて気が付いた。
 なるほど「最後までお楽しみいただければ」だ。
 面白い、だけど、それに気が付かずに読み終えてしまう読者もいるだろう。ぜひこのオチを万人が楽しめるように何とか先に導くもう一ひねりがあれば完璧だったのに……と思う。
 本文は、緻密な工程の描写がSF世界にいざない、その最先端技術を生かした(美意識の塊とも見えた)創造の先には、おしゃぶりという感動すら覚えるバカバカしさ。しかし、こんな洒落のきいた事が仕事になるのであれば、未来もそう捨てたもんじゃないなと思えた。
 ただ、このおしゃぶりの造形は2024年にしてはちょっと古い……。最近のおしゃぶりははぺちゃっとした形である。他の部分は目の前で見ているような臨場感なので、おしゃぶりも未来的に描いてほしかった。
 ともあれ、楽しませていただいた。読みごたえもあって、面白かった。


[816] RE:夢を叶える仕事 /武倉悠樹【レベル4】 Name:尚文産商堂 2012/09/21(金) 23:31
未来の実験室という感じの状況で、面白い作品でした。
夢が形になるという、夢のような話を、空想科学の話としてまとめるのは素晴らしい才能だと思います。


[873] 「最後まで」読んで【ネタバレあり】 Name:ねぎ 2012/09/25(火) 17:43
 やられた!
 まさかあとがきをそう使うとは……!
 完全に意表をつかれました。多くは語りません。おもしろかったです。


[950] まるで映画をみるよう……【ネタバレあり?】 Name:秋原かざや 2012/09/29(土) 10:23
映画館の映画って、スタッフロールでもいろいろとお楽しみを入れてきますよね♪
なので、スタッフロールで立ち上がって、外に出るなんて、言語両断だと思うのです。
ちなみに、先日見たアベンジャーズは、最後の最後まで楽しませていただきました。

このお話は、そこまで楽しむための作品だったと思います。
まさか、おしゃぶりを作ってるとはびっくり!!
そして、あとがきにもびっくり!!

読者を驚かせるという面では、凄いお話だったと思います。
でも、それだけのように思ってしまうのは、気のせいでしょうか?
とにかく、インパクトばっちりな楽しいお話でした♪


[962] 【ネタバレ有り】感想です Name:桐谷瑞香 2012/09/29(土) 22:30
いったいこんなおしゃぶりを誰が求めていたのだろうか……、そしてこのおしゃぶりの行方は……などとは突っ込んではいけませんね。どんなものであれ、夢を叶えるという行為に意味があるのですね。
お言葉通り「最後まで」読みました。こういう使い方もあるのだなと、素直にびっくりしました。ただ、フレッドがあとがきに関する突込みをしている通り、彼の言葉もまた作者を代弁したあとがきのように感じました。sideBなどとして読めれば、また違った感想を抱いたかもしれません。

本編のみでも綺麗にまとまっている小説だなと思いました。
『夢を叶える仕事』――それは魅力的な仕事であり、非常に難しいもの。過去にできなかったことをいつか誰かが叶えてくれるというのは、とても夢のあることだなと思いました。
また空想科学に関しての考えも共感するところがありました。戦争等において科学が進んだからこそ起きた悲劇があります(原爆等)。現代で負の一面を持ち出されるからこそ、空想の世界だけでも素敵な夢を繰り広げられる必要があるのではないかと思いました。

実はおしゃぶりの製造方法の説明については、なかなか複雑で理解しきれませんでした。本編だけでみると、少しバランスが悪いかなとも感じました。それほど熱心におしゃぶりを作っていたのだとも解釈もできますが……。

あとがきまで含めて楽しく読ませていただきました。ありがとうございました。


[985] 感想【ネタバレ】 Name:イトマキエイ 2012/09/30(日) 16:25
最初読んだ時は、おお!と思いました。本文で抱いた疑問が、ちゃんと書かれていて、お話自体も面白かったです。

ただ、こうしてひと月近く経ち、最初のインパクトが薄れると、この書き方の疑問が出てきてしまいます。
なろう独特の機能だということも考慮すると、この冒険に使うには勿体無い内容だと思いました。


[1103] RE:夢を叶える仕事 /武倉悠樹【レベル4】 Name:武倉 2012/10/11(木) 22:12
 どうも、作者の武倉です。
 祭の終わりに際して、アクセス解析を見たのですが、信じられない数字が表示されたので、サーバーのバグでければ、ホント、読んでいたいだた皆様、そして祭の場を頂いた天崎さまを初め運営に尽力して下さった皆様への感謝が溢れだして止まらないと言うことになります。また、空想科学祭に参加して三年目になりますが、FINALにして、過去最多の感想を賜ることとなり恐悦至極です。
 一つ一つの感想を永久保存することは勿論なんですが、その前に中身を深く噛み締め向き合い、お返事をさせていただきたいと思います。

 まずは、頂いた感想群、また投票結果で拙作に言及いただいたお言葉にも合わせてご返答をばしたためたいと思います。

 ご存知の通り「夢を叶える仕事」は実験的な作品でした。この作品が掌編としてノミネートされていることに疑問を抱かれている方がいらっしゃるのも存じております。文字数についてですが、事前に運営の方に相談をさせていただき、部門の扱い、判断を仰いでおりました。
 お答えとしては「運営のシステム上、文字数のカウントは本文に限られるので、「夢を〜」の様な構造であってもあくまで掌編である」、と。但し、「読んだ人がどう捉えるかでもあるので、あとは作者自身の納得の問題」と言うお言葉をいただきました。
 この時点で、「あとがきを含め、掌編に収める」と言う選択肢と「あとがきを含めると短編になる」の選択肢の間で揺れました。正直、賞レースを意識し、規定に準じ無かった時の印象なんかも計算したりもしました(笑)
 ただ、せっかくFINALなんだし、そもそも「祭」なんだし、挑戦や新しい事をする「インタレスティング」さに振れようと。なろうと言う場、祭という場で、ちょっと変わった手を一発ぶてるのだ、「本文」や「あとがき」「文字数の規定」と言った枠組みからはみ出すこともまた一興であると言う見方を提示できないもんか、と言う思いで皆様にお見せしました「夢」の形を選択しました。
 
 そういう経緯でございますので、改めまして、この文字数とノミネートにつきましては、作者自身の決断と悪知恵に責があり、運営の方の不手際は一切無いという事はこの場をお借りして釈明をさせて頂きたいと思います。
 そう言ったご意見は、不誠実さから斜めに見て諧謔として利用した不埒な作者へのお怒りに変えていただければと思います。


 さて、ここからは個別の返信となります。



 鄭文ういな様

 最初の感想を頂き誠にありがとうございます。加えて、「夢を叶える仕事」のコンセプトを評価して頂いたことも!
 書きながらある程度はどういった反応があるかということも考えるのですが、やはり他人の目に晒して第一の反応を貰えるまではドッキドキで生きた心地がしないものなので、最初に頂けた感想が丁寧で温かい鄭文様の感想出会ったことは僥倖でした。

 ご指摘頂いたおしゃぶりの場面は、他の方からも似たようなご指摘を頂いた部分ですね。二層構造であるこの作品で、後からくる「本編(笑)」との対比を効かせるために前半は硬さを意識したのですが、読みやすさと言うことも考慮に入れた部分で匙加減の至らなさが露呈した結果だと思います。真摯に受け止めたいと思います。



 ゲゲゲの戯様

 戯さんの感想は褒めてくれているようで、「おいおい、その程度で満足してんじゃないよ」と、僕の至らなさをグッサグサ指摘するので痛ありがたいっす。痛ありがたいっす。
 えぇ、この構造を構想した時点でしてやったり感でニヤニヤしてましたとも。それを最大限に活かすと言う研鑽をサボりましたとも。そういう意味で戯さんのご指摘は正論すぎてグウの音が出ないです。その辺の配慮と実践を身につけなければ、もう一枚殻を破るという事は難しいのだなと痛感しました。御進言、胸に刻みます。3年間ありがとうございました。



 化野 夕様
 
 まっすぐに「面白い」と言って頂き作者冥利に尽きます。ありがとうございます。
 冒頭が冗長ということで文字通り頭でっかちとなってしまったのは至らぬ点でした。一応先の個別返信でも述べた通り、後に続く部分との対比を意識してはいたのですが、この作品の「作品部分」と言う問題については読まれた方の判断に従わざるを得ないという事は自覚済みでしたので、どの部分を読まれてもそれだけで過不足無く作っておくべきでしたね。
 


 緑乃帝国様

 この科学祭では読まれる方は、多くの場合書かれる方でもあります。そう言った方々にこの様な反応をして頂けたのであれば、「夢を叶える仕事」は拙作の中でも割りとできた子なのかもしれないです。へへへ。
 慢心を許される程のレベルにすらまだまだ達してはいませんが、緑乃様から賜った感想を励みに今後も創作を続けていければと思っております。誠にありがとうございました。 



 饅頭よ永遠に様
 
 空想科学についてはそれなりに思うところもあるのですが、SF談義と同じく答えの出ないものですし、喧々諤々するその過程そのものを楽しんだり、考える事で深く知見が広がることに期待するものかと思いますので、作中作のあとがきに関しましては皆さんで咀嚼するなり唾棄するなり踏みにじるなりして頂いて構いません(笑)。
 全体の構成については、へへへ、あとがきを使うと言うアイディアを出した時点で立ち止まってしまいました。駄目野郎ですね。厳しいお言葉と優しいお言葉織り交ぜた貴重なご意見ありがとうございました。



 虹鮫連牙様

 やられた。この言葉が一番嬉しいかもです。
 もしかしたらあとがきの部分に至らず読み終えてしまった方もいらしたことと存じますが(頂いた感想でそうと思しき人も居たり)、それはそれでしてやったりなのでこう言った反応は素直に感激です。

 喧嘩売っちょるに関しては…………売ってないですよ(笑)
 鬱憤とか思うところを吐き出した、と言う類の感想を目にもしたりしたので、本人としてはそんな事ないんだけどなぁと言う温度なんですが、なんでそんな風に思われちゃうのかな、と2年前のサイトを見なおしてみたら、まぁ、ぶうたれててびっくり。根に持ってそうな空気がプンプンしてました(笑)
 そんなに負の感情を抱いていたわけではないんですが、ある意味、見解の相違は事実としてあって、それが今回の作品の着想のきっかけの一つではあるのでその点はむしろ感謝です。加えて、そう言った経緯をあえて活かしたところはあります。虹鮫様の様に、あの時の下りを知っている方はあとがき欄を使うということにより一層をインパクトを感じていただけたかなぁ、と。
 この作品は、作品内作品に言及する作品と言う二重のメタ構造を取ってるんですが、そこにそう言った視点を入れると、作品内作品、作品を作る作者への言及も混ざるというメタメタな三層構造でお楽しみいただける様には意識しました。
 ある意味虹鮫様が120%この作品を楽しんで頂いたありがたい読者様と言えるかも知れません。本当にありがとうございました。


 
 招夏様

 そんなものを考えだした三流野郎はある意味僕です。好きなだけ見て下さい(笑)
 ジュール・ヴェルヌかどうかはしっかり覚えていませんでしたが、そういった意味の言葉は書いてる時に意識していました。この作品は構造から先に出来上がったのですが、その構造で何を描くかという時に、気づけば「喫煙者と読書家」に立ち返っていました。「進歩」と言う価値観になんかしらの強い意識を抱いてるんでしょうね。その意識をすくい取るようにお読みいただいたこと、感謝の念が絶えません。ありがとうございました。



 HAL.A様

 モニターはやはり未来感を出すためのお約束ツールかなと。マッド・デイモンの、あれ、なんでしたっけ、予知能力を覆すSF。みたいな、身振りで操作するモニターとか憧れますよね。
 ご指摘頂いたおしゃぶりの色は、大変申し訳無い限りで、ひとえに作者の至らなさです。あとで、科学考証でご指摘を頂いたtomoyaさんにも土下座しようと思ってるのですが、あの辺、そこまで深く考えて書いておりません。当然書いてる時に頭の中にイメージはあったのですが、それが科学的に正しいか、それをどう伝えるべきかまでは考えが至っておりませんでした。HAL.Aさんにはなんの落ち度もございません。

 対して、未来の労働観は少し頭を捻って描いた面です。
 言い訳半分ですが、SF書いときながら、サイエンスわかんないんで、代わりというか、じゃあ自分に書けるのは、と言うことで、SocietyFictionを意識していたりします。現状、一次産業の就業人数が著しく減り、第三次産業に就業人口が傾倒してる状態で、このまま労働の機械化が進み、ベーシックインカムのような考え方が台頭してくればありえないことではないと感じています。そして、そんな社会はスペシャルなスキルを持ち得ない多くの代替可能な労働者にとってのディストピアでもあります。そう言った世界観が本作のメインテーマではないので、詳しくは盛り込まずバックににじませるだけとなりましたが、HAL.Aさんの琴線がそう言った世界観を掬いとってくれたのは素直に嬉しかったです。
 丁寧なご感想ありがとうございました。重ね重ね御礼申し上げます。



 深緋様

 私は、好事家と言うと成金でデブで嫌味なおっさんをイメージするんですが、そんな奴がおしゃぶり作って何するんでしょうねぇ、と我ながら気になります。
 あんな作中作あとがきを書いていながら、「夢を叶える仕事」は果たして明るい未来を描いていたのか。まぁ、薔薇色でなくとも、それなりに張りのある日々というラストで明るめの読後感を提示したつもりではありましたが、さて、深緋様はどう受け取られましたでしょうか。
 願わくば、作中作あとがきのような、進歩が希望につながっているような作品として受け止めていただけていれば幸いです。ご感想、誠にありがとうございました。




 鹿目 咲様
 鳥野様と合わせて、おしゃぶりの事ご指摘いただきましたね。
 …………はい、取材不足でございます。赤子と縁の無い生活をしてるもので、まさか、おしゃぶりの形に日々進歩があるとは思いもよらず、典型的なおしゃぶり、イメージとしては幽遊白書でコエンマが咥えてるものを描いてしまいました。細かなことではあると思いますが、ご存じの方にはそれだけで、作品世界に入っていけない障壁になりうるとも思います。配慮の至らなさを痛感し、勉強させていただきました。
 「ともすれば本文より力を入れたあとがき」が作品かどうかに関しては、私自身で見解はまだしも、なんらかしらの答えを持つわけではありません。あとがきだろうが、まえがきだろうが、それが面白ければその文章に価値はあるじゃないか、とは思いますが。しかし、それをどう受け取るかは読まれた方自身が各々決めることかなぁ、と。そういう意味では作品を書く人全てに、ちょっと問を投げかけてみた。そんな作品文章だったのかもしれません。やってしまいましたね(笑)
 素敵なお話と拙作に余る賛辞、本当にありがとうございました。



 tomoya様
 
 tomoya様への返信は、私の渾身の土下座で始まります。今、土下座しながらのタイピングをしております。誤字等ございましたら平にご容赦を。
 なぜ土下座か。それはこの作品SFと銘を打っておきながら科学考証をぶっちぎったからであります。
 これは、2)矛盾点だけでなく3)文体に関してもお答えする形になるのですが、この作品は作中作掌編、そのあとがき、そして、それに言及するメタ的な掌編と言う構造を取っていることは既にご存知かと思います。その上で、二つの掌編の対立構造を強く際だたせるために、作中作掌編は少し意図的に小難しい単語を出したり、硬い文学的表現を使ったりしています。そしてその意図を形にする中で、ハードな表現が欲しいなと思い、冒頭の部分を「でっちあげました」。
 まったく無根拠な技術ではないはず、何処からがサイエンス・フィクションで何処からがノンサイエンスなフィクションだったのかはもはや失念するくらい、作者の知識の範疇を超えた描写をしています。その辺はお目こぼしを賜れれば幸いです。
 
 最期に、1)へのお答えですが、なろうの仕様に関しては「知りません! あったから使いました!」と言う身も蓋もない感じですかね(笑)

 すいません、顔を上げるのも恐れ多いので、このまま頭のてっぺんを見せたまま、結びとさせて頂きます。
 向きあわなければいけない点を数多くご指摘いただき本当に感謝しております。もうちっと勉強します。はい。ホントすみませんでした。ありがとうございました。



 右野 前条様

 真摯に拙作に向きあって頂いた上での厳しいご意見だと認識させて頂きありがたく拝読しました。
 なろうと科学祭の形式上本作が掌編になるならなるで、あとがきも含めて掌編の文字数に抑えるという選択肢は確かにありましたが、むしろそのシステムで形を破るという自身のアイディアに、ある意味負ける形でこのような形式での投稿となりました。
 チャットで右野様に頂いた、ルールは破って悦に入るものではない、と言うお言葉は今も心に残っておりますが、形を破るのも創作の醍醐味の一つであるとも思っております。どちらが正しいと言う問題ではないと思ってますが、少なからぬ方々からお叱りに似た言葉頂いたこと。加えて、あくまで評価される対象は掌編部分に限るという読者の方々の判断があった際も甘んじて受け入れると言う覚悟を持って投稿したということでご寛恕賜れればと思います。
 
 まえがきに関しては文字通り「最後」まで入れるか悩んだのですが、今思えば、示唆を多少入れるにしてももう少し工夫があったかもしれませんね。とは言え、気づいていただけなかった方もいらしたようなので、今持って正解は思いつきません。

 作中作のあとがきですが、あの部分は結構、好き勝手分の思いの丈を書きました。どうせ、そのあとで作中作作者のあとがきとして揶揄されるんだから、と。あとがきを長々書くなと言うご指摘も今回は逃れられるしな、と。もしかしたら執筆で一番時間を割いたところかも知れません(笑)

 硬軟織り交ぜ勉強になるところばかりのご感想誠にありがとうございました。



 燃えるお兄さん!!様
 
 えー、アナル処女はあげません。痔気味なんで無理っす。以上!
 感想ありがとうございました!!
 


 赤城康彦様

 シンプルながら、本作を楽しんでいただけたんだなぁと、ついつい顔がほころんでしまう感想、誠にありがとうございます。
 特に、ちょっとしたお笑い要素、と言う点をお褒めいただいたのは望外の喜びです。
 これからも頑張ります。ありがとうございました!



 いぢめる?様

 的確なご指摘賜り勉強になります。ありがとうございます。
 主観客観。説明と描写。様々な示唆に富む学ばなければいけないご指摘かと思います。特に、表現が視覚に偏りがちというのは以前もどこかで言われたことがあったな、とはっとなりました。これまで、あまり深く追求したことのない視点でした。課題として存分に今後の糧にしてきたいと思います。
 


 元隔離部屋ハンドシェイカーより様

 実は構想段階で、作中作の架空のSF作家をもう少し詰めた形で思い描いておりました。男やもめの売れない中年SF作家と言う設定で、作中作も、姪の生誕に際して、明るい未来、それも想像が実現する世界観を描いて捧げると言うものでした。それでおしゃぶりが浮かんだ、とそういうわけですね。
 
 あとがきは狡い(笑)は褒め言葉と勝手に受け取らせて頂きます(笑)

 感想、ありがとうございました!
 


 鳥野 新様

 鳥野様を初め、気づかず読み終えてしまう方が何名かいらっしゃったようです。自身の作品のすべてを楽しんで貰えない、と言うのは本来忸怩たるものですが、今回ばかりは、ニヤリ、でもあったりします。科学祭は、こう言った感想掲示板があり、作品を読んだ人はそちらにも目を通すことが一般的でしょう。そこで、あれあれ、と。それも実は計算のウチだったりしました。底意地の悪い作品ですいません。

 おしゃぶりは、鹿目様にもご指摘いただき、勉強の足りなさを露呈してしまいました。こう言った小さな積み重ねが作品世界を揺るぎない物にしていくのだということを肝に命じ教訓としたいと思います。ご感想、誠にありがとうございました。



 尚文産商堂様

 謙遜でもなんでもなく、才能なんて大それた物があるかは大いに疑問ですが、尚文産様に楽しんでいただける作品を書いたことだけは、過去の自分を褒めてあげたいと思います。ご感想ありがとうございました。



 ねぎ様

 アイディア先行の作品だったので、意表をつけるかどうかが勝負でした。拙作をお楽しみいただけたようでなりよりです。
 感想大変感謝です。

 秋原かざや様

 まえがきの「最後」までの部分で、別の文句を入れようかなと考えたことがありました。それが「あなたは映画で本編が終わった後に、すぐ、席を立つお方ですか?」というものです。少し、示唆が明示的すぎるかなという事もあってお蔵入りになりましたが、まさに、秋原様にはその様に受け止めていただいのたですね。感無量でございます。
 それだけというご指摘は、……、気のせいですよ、きっと。ええ。きっと。すいません。
 秋原様のご指摘を無駄にせぬ様、頂いた感想励みにしていければと思います。感想ありがとうございました。 



 桐谷瑞香様

 あのおしゃぶりは、もうそういう物です。書いてて、なんてアホな事をと自分でも少し思いました(笑)
 私は、作品に自分の思考を色濃く反映させてしまうと言う悪癖がありまして、それをごまかすための方策と言う一面もこの作品の構造は持っているかと思います。その辺りは描き上げた後客観的にこの作品を見てみた時の正直な思いですが、桐谷様のご指摘で、その思いを強くし、まだまだ至らぬ点が多いことを再確認させていただきました。耳に痛い感想程ありがたい感想でございます。
 また、厳しいご指摘だけでなく、共感するところがあったと優しいお言葉も賜り、作者冥利に付きます。ご丁寧な感想ありがとうございました。



 イトマキエイ様

 この作品、出落ちというか一発芸みたいだなと、イトマキエイ様のご感想を拝読し、我ながら思いました。
 科学祭の性質上、祭の期間に何度か読者様の目に触れることもあるでしょう。そういう意味では、練り込みの浅さが見えてきてしまいますね。何度も読まないでいただけるとありがたいです、とよくわからないお願いです(笑)
 ご感想ありがとうございました。



  



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